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設計、施工、監理を担当
賃貸が手狭となり、きれいに使われていた築17年のマンションを購入することに。
今使える予算内で、入居前のタイミングで手を入れたほうがいいところを中心に部分リノベーションを行った。
お子さまが小さいうちは、隣接していた和室をまでをリビングダイニングに取り入れた広々としたスペースを希望。シンク上の吊戸棚を取って明るくなったキッチンから、お子様が遊ぶ様子がよく見えて安心だ。
将来ふたりのお子様に個室が必要になったときを考え、和室の襖があった開口部分には下地処理までを行ったそう。
リビングの照明はL字に大きく走るライティングレールを設置。まだ住んだことのない部屋にどのぐらい採光が入るか、どのぐらいの照明が必要かもわからないので、家具の配置が将来かわっても対応できるようにしたのだとか。
フローリングはLDKと洋室で新規貼替えを行い、家の印象を決める個室の扉とクロスの交換は全室で行った。
リビングで目を引くウッドシャッターは、SNSで奥様が見かけて絶対に使いたいと思われたもの。一番大きな窓に使うと圧迫感が出るので、面積の大きい窓にはバーチカルブラインドを使い、小さい窓にウッドシャッターを使うことをショールームで勧められたそう。
「バーチカルブラインドも素敵ですぐに気に入りました。私たちのリノベーションならではのオリジナリティが出たと思います」と嬉しそう。
自宅リノベーションではないので、どうしても生活動線を想像しながらのプランニングとなったが、家具の置き場所などに柔軟性を与えたこともあり、想像通りの動線でうまく生活できていると話す。
「すごく満足の出来で、日々惚れ惚れしています。次回は水回りをリノベーションしたいですね」
お子様に個室が必要になるまでは、広いリビングダイニングキッチンが欲しいと、隣接していた和室を取り込んだ。2面の窓からの採光がたっぷりと差し込む気持ち良い空間になった。
奥様がSNSで見かけて、窓にはウッドシャッターを使いたいと望んだ。オープンラックはお子様のおもちゃが置いてあり、自由に取り出したりお片付けができるようにした。
お子様がいない昼間は旦那様がお仕事をされることもある。仕事中にふと目に入るウッドシャッター越しの景色が、海外の街にいるような感じがして最高の気分になるんだとか。
サッシ窓はウッドシャッターを開閉しないと行えないため、デスクやチェストを置いて窓の下部がふさがっても開閉できるように上下でウッドシャッターを分けた。
ダイニングテーブルとテレビ奥のエコカラットは既存利用し、建具やクロス・フローリングを合わせた。照明のライティングレールは、将来的に家具の配置が換わってもいいようにL字型に配置。
2つある洋室には微妙に違うブルーのクロスを貼ってアクセントに。アーチ枠の奥はWIC。洋室のフローリングはベージュ系をセレクトし、LDKと雰囲気を変えた。
ハンドルを金にした建具を新規交換し、クロスを張り替えてラグジュアリー感のある玄関・廊下となった。床のタイルは既存利用。