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初めての物件内覧会でリノベの魅力を実感して決意。今後人に貸すことも考え、飽きのこない内装で細部に個性を出しました。
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設計、施工、監理を担当
マンション購入の予定はまったくなかったが、ネットで見つけて気になったリノベーション済みマンションを見に行かれたご夫妻。希望の立地と広さ、予算を考えると、賃貸に住み替えするよりも、中古マンションを購入してリノベーションをした方が、新築同然に暮らせて賃貸よりも満足度が高いと感じたとか。たまたま見られた物件がインテリックス空間設計の手がけたもので、その場で仲介担当者にリノベの流れや住宅ローンのことも含めて話を聞けたのも良かったという。
賃貸マンションにありがちな内装にちょうど飽きていて、自分の色をだしたいという気持ちもあり、数社に話を聞きに行き、購入+リノベに踏み切ることにされた。
相談をすると『できない』と一言で片づけるのではなく、内部構造まで見てから判断してくれた上に、出来る限り希望に近付くように考えてくれたのが良かったという。実際、浴室は大きくしたいと希望したところ、結局サイズアップはできなかったが、きちんと調べて検討してくれたのがうれしかったそうだ。
子供が大きくなったら手狭になり引っ越す可能性もあるので、間取りは人に貸しやすいように奇抜にはせず、アクセントウォールやカーブを描いたカウンターなど細部に自分の色を出して、分譲マンションにはない我が家だけの内装を目指したという。
気になったリノベ済み物件を見なければ、家を購入するとは思っていなかったというが、こうしてリノベーションをした家に住んでみて、マンションの管理状態が良ければ、リノベーションはかゆいところに手が届き、家への満足度が高くおすすめだという。それまで引っ越しが多く、今回初めて1年以上同じ場所で暮らしてみて、家族の生活スタイルやリズム、好みが見えてきたので、またチャンスがあったらしてみたいという気持ちもあるそう。
不動産探しからリノベーションまでやることが多く大変だったが、ワンストップだと、それぞれの担当者がチームとなって対応してくれたので安心だったと話してくれた。
壁付けだったキッチンを開放的な対面式に。リビングに入る日差しも取り込めて明るくなった。背面とキッチンの前面に収納があり、容量もたっぷり。アクセントタイルがポイント。
家具・家電はほぼ、それまでお使いだったお気に入りのもの。サイズを測りプランを進めた。建築士に見てもらったことで、間取りだけではなく、好みも分かってもらえた。
ダイニング脇の壁には、ちょっとしたパソコンスペースを希望された。少し湾曲したカーブのカウンターは、出っ張り感も少なく、それでいて便利な空間
高さも幅も自由にオーダーできるこのドアをショールームで見て一目ぼれしたもの。カッコ良くてお気に入りだという。玄関側に大きな梁があるが、このリビングドアがあることで、視界が広がるので、狭さを感じなかった。
引っ越しを繰り返しながら子育てをしてきたからこその視点がいろいろあるご夫妻。寝室の扉は開き戸に、子供部屋のアクセントウォールはクレヨンで書いても落とせるものに。
トイレは温かみのあるオレンジ系、LDKは薄いグレー、子供部屋はグリーン系など、各部屋にアクセントウォールを。建築士からの提案だったが、色みも好みだったので採用してみて良かったという。
おもちゃやベビーカー、三輪車など、玄関に置きたいものでごちゃごちゃするのがいやで土間スペースを。フロアタイルは、子供が素足で歩いても痛くない質感にこだわった。