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設計、施工、監理を担当
思い描いた間取りがありながら、全て話すとそれ以上のものは出来ないからと、初回打合わせで伝えた要望は、、、
「空間を広く使い、ウォークインクローゼットと土間を設けること。室内干ししたいのでインナーテラスを。という簡単なことだけだったんです」とNさま。後日どんなプランが提案されるかを楽しみにされたという。
初回の提案から間取りは大きく変わってはいないが、そのプランを元に、自分はどう動くのか、どこにどんなものを置くのか、動きながらどうスイッチを入れるのかなど、普段の暮らしを具体的にイメージしながら内容を詰めていかれたという。また、リビングと寝室の間は室内窓にしたいと希望を出され、その室内窓によってリビング、寝室、クローゼットから土間へと空気が流れる間取りになった。
最初の希望はざっくりと。そこにプロの視点で練られたプランに、少しずつ面白みを感じるアレンジを加えていかれた。スタイリッシュで機能的な間取りとなったが、最初に思い描いていたものとは思いも寄らないプランが完成したという。
今回家を購入するにあたり、中古・新築のマンションを調べていく中でリノベーションということを知り調べていく中で、せっかく家を購入するんだから自分の好みにあった内装にしたいと思い、ワンストップサービスが可能な数社に話を聞きに行かれたという。その中でインテリックス空間設計は、細かい竣工検査等で施工品質があること、住み始めてからのアフターサービスと保証があることも惹かれたポイントだったそうだ。
「リノベーションには新築にはない良さがあると実感しています。それまで住環境には興味がありませんでしたが、今は休日に家で過ごす時間が大好きになりました」と笑顔。
「大まかな間取りを考える時には細かいことにこだわりませんでしたが、それをプランに落とし込んでいく際にできるだけ具体的にイメージし、動線や収納を明確にイメージすることが大切だと感じました」
家具とお部屋のバランスがちょうど良い仕上がりになったリビング。この機会にソファーを買おうかと思っていたところ、家具付きリノベーションプランがあることを知り、BoConceptのスタイリストさんにお任せしたそう。
ロボット掃除機をリビングに置いて使いたかったので、あらかじめ場所を指定しコンセントは床にスッキリと隠れるようにしたり、室内全体をフラットな空間にされた。
雑誌などで様々な事例を見るうちに気になった室内窓。リビングデザインのポイントにつけて面白みを出したいと採用されたもの。
独立していたキッチンと和室、洋室を合わせて作った、開放的なリビングダイニングキッチン。リビングドアから入ると、隣接する寝室は室内窓ということもあり、広さをより感じられた。
ダイニングテーブルの変わりにキッチン前にカウンターを設置。食事はこちらのカウンターでされるそう。タイルを張ったキッチン収納カウンターがお部屋のアクセントになっている。
ソファー奥のインナーテラスは、ダークブラウン系をチョイスして、床の色とも馴染んだ仕上がり。天井にはアイアンの室内干し用バーを付けた。
寝室兼ウォークインクローゼットには大きさの違う室内窓があり、窓を開ければリビングから玄関へ風が通り、見た目の開放感も。
寝室のアクセントクロスは設計者から提案をされた部分。色はトーンが抑えられたグレーを使ったが、暮らしてみて雰囲気が良かったので気に入っているそう。
ベットルームとは背丈ほどのパーテーションで仕切られたウォークインクローゼット。ごちゃごちゃした収納部分がリビングから隠れスッキリ。
ティファニーブルーのアクセントクロスはどこかに使いたかったという希望の色。トイレのドアを開けるとリビングの雰囲気と一転して、すがすがしく清潔感のある空間だった。
玄関側にも窓があり、土間スペースにしたことで、明るく開放感のある玄関土間となった。ベンチは買ってきたものを置いたり、靴を履くときに使用したりと意外と便利。
雑誌などで検索したリノベーション事例の中で、面白いと感じた家のほとんどに土間があったので、スペースは十分あるのからと作られた玄関土間。スペースを取るトランクもスッキリ収まっている。
バスと洗面台を置き換え、戸の位置が変わったことにより、スムーズな生活動線と、隣接する玄関の広さにも一役買っている。