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漠然としたイメージを、専門家が的確に具体化。間接照明や、オリジナル壁面収納はもちろん、こだわりのフローリングが素敵。
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設計、施工、監理を担当
数年前に中古購入+リノベーションをしようと検討したが断念。今回、同じ街でもう一度物件探しをすると、たまたま同じ物件が販売されていたが、内装が好みではなかったためリノベーションをすることにしたという。
リノベーション会社は数件を見学したが、不動産屋さんが勧めてくれたインテリックス空間設計に。決め手は、細かい希望や融通も利き、設計者から家づくりが好きだということが話していて伝わってきたことが気に入ったことだったそう。会話の中から希望を引き出してくれたり、自分たちの好みも言いやすかったとご夫婦。漠然としたイメージを具体化してくれる中でも、自分たちの好みやセンスを理解してくれていたと感じたという。
アメリカの暮らしで気に入っていたのが部屋の天井が高いこと。今回もできるだけ高さを出したいという希望を出した。スケルトンにしてみると高くすることは問題なく、まぶしい照明が苦手なのでやわらかい照明という希望も、梁を利用して間接照明を付けることで希望が叶ったという。天井の高さ調整はユニットバスでも行い、通常よりも高めに。バスタイムも気持ちが良いそうだ。
間取りは大きく変えていないが、リビングに隣接していた和室をつなげてより広いLDKにし、キッチンも対面式にしたことで会話を楽しみながら料理ができるようになったという。
リアルな暮らしを隠さずに設計者に見せることはおススメとT様。
「フローリングはナチュラルな色合いにと考えていましたが、実際の色みは地方に持っているウイークエンドハウスのフローリングより少し白く。そのほか、以前の家などを比較対象に決めていきました。比較しやすい基準があると迷いが減ると思います。
設計者さんには実際暮らしている家を見てもらったのが良かったかもしれません。どんな風に暮らしているのか、何が好きかを一目で伝えられました」
設計者との息もぴったりで、提案されてそのまま採用し、ご夫婦の基準で色を選んで行かれた箇所も多かったという。リアルな暮らしに合わせた快適に暮らせる空間が出来上がった。
既製品ではサイズがちょうど合うものがなく、ご夫婦で細かいサイズや使用を聞いてくれる家具職人を見つけ、職人さんと設計者とで打ち合わせをしてもらったという壁面収納。本やCD、アンプなど入れるモノのサイズに合わせ、壁面サイズぴったりに。
照明がピカピカまぶしいのが苦手だと伝えたら、梁に合わせて間接照明を提案してもらったそう。優しい灯りで調光もできるので気に入っているとのこと。
テレビはキャスターが付いた家具を使っているので、見ないときには壁面側に寄せて部屋をすっきり広く。スタンドライトは本を読むときなどに、間接照明だけでは足りないときに使われるそう。
料理中も夫婦で会話を楽しめるオープンキッチン。奥の、天井からぶら下がるのはスピーカー。オーディオ棚のアンプから天付スピーカー用の配線を取り付けてもらい、スピーカーはご自身で取付た。
ご夫婦ともに家でお仕事をされることもあるため、個別に書斎がある。ご主人の書斎には趣味のギターを掛けたいと希望。補強した壁にご自身で金具を取り付けた。
ウイークエンドハウスの床よりも白く仕上げたいという基準もとに選んだ床色。いつも使っているものを基準にどうするかを判断したので迷いが少なく決められたという。
ベットとマッサージチェアを配置してみると部屋が窮屈な状態になったため、収納をひとつをなくして空間を確保。もう一つの収納は、和室にあった押し入れスペースとつなげて大きめのWICにすることで収納量はバッチリ。
背面には白ベースのタイルを使用。光沢感の異なるタイルが交ざったボーダータイルで、光の当たり具合で立体感のある仕上がりに。
白を基調に、マットな温かみのあるグレーのアクセントクロス。紙巻き器上のカウンターも白にしてスタイリッシュな仕上がりに。