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楽しくも、コストを細部にまで注力して充実の家づくり「家を一軒建てた気分」だそう。Wi-Fiなどを置くためのスペースに注目!
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設計、施工、監理を担当
ご友人がされたリノベーション住宅を見て、ご自身も次に引っ越す時は、中古マンションを購入してリノベーションをしたいと思われていたというK様ご夫妻。購入エリアや予算を決め、希望に合うマンション探しから始めた。不動産はインテリックス住宅販売でリノベーションを前提に案内をしてもらい、できることと、できないことを説明してもらいながら案内があり、イメージがつきやすかったそうだ。
デザインは「白、黒、木目」でシンプルな色使いを希望。当初はキッチンのステンレスアイランドキッチンにしたいことや、天井を少しでも高くしたいこと、ご自宅でお仕事をされる旦那様はワークスペースなどを希望。
希望のキッチンのサイズや配管の関係でアイランドキッチンにすることはできなかったが、カウンター付きの大きなステンレスキッチンを置き、ハイスツールを置いてテレビも見れるようになっている。小皿料理とお酒をご夫婦で楽しんでいるそうだ。
予算の上限を決めていたので、最初に希望を盛り込んだところから、コストカットができる雑貨や照明は奥様がネットで見つけたり、見積もりの内訳を見て削れるところは削っていかれた。こだわりの要所、要所には予算をしっかりとかけているので、コストカットに注力したようには全く見えないK様邸。
「いろいろ細かく決められて楽しかったです。実際仕上がるとこうなるのか!と、完成時の達成感はすごいものがありました。家を一軒建てた気分です」
料理好きの奥様の最大のこだわりポイント。飲食店の厨房っぽくて素敵とステンレス素材はずっと憧れていたそう。汚れにくいところもステンレスの魅力だったそうだ。
会話を楽しみながら、奥様が料理をされたり、お二人でテレビを見ながらキッチンカウンターに座って晩酌を楽しむ。水栓はデザインが気に入ったもの。機能的にも使いやすいと奥様。
工事が始まって天井を開けるとあまりキレイではなかったので白く塗ったという。右手収納の手前にスピーカーをつけたのは旦那様の希望。映画や音楽を楽しむ時に利用しているという。
リビング向きのアイランドキッチンにするには、希望するキッチンの大きさや、排水管などの位置の都合で叶わなかったが、二人でテレビを見ながら晩酌が楽しめる位置になり不便ないという。
床はオークの突き板にし、家具は今まで使っていたもの。色使いがすっきりとまとまっている。左上はWi-Fiなどを置くためのスペースを作った。
壁で仕切るのではなく、ガラスを多用し、開放感のある空間を作った。しっかりと仕切りつつ、部屋が広く見えて気にいっているという。
ご夫婦でクローゼットは別の位置に分けることを希望された。ワークスペース奥は旦那様、寝室は奥様のそれぞれの収納に。
間取り自体は変わらない水回りスペースだが、浴室はできるだけ大きくし、洗面スペースは、洗面ボウルを入れ、下にすっきりとしたスペースを作った。
壁を取り壊してみると、昔のモルタル下地の跡が出てきて、その模様がとても面白かったので、そのまま白く塗り残したという壁。意図的には出せない模様が個性的な仕上がりに。
ガラスのリビングドアにしたので採光が届き暗くはならない。床はモルタルも検討したが、予算の関係で削った一つだそう。右手扉奥は納戸になっている。