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設計、施工、監理を担当
20年近く暮らしたマンションのリノベーションをするか、買い換えるかと悩み、ひとまずリノベーションの相談会に行かれたU様。住み替えに生じる様々な手続きの負担も感じていたが、住んでいたマンションの立地などが気に入っていたことも強かった。具体的に相談をしてみて、好きなように直せるリノベーションの方がいいと、ストンと気持ちが落ちたそう。
雑誌の切り抜きをキッチン、リビングなどカテゴリーごとにまとめたノートを作成していた奥様。プランナーは、このお気に入り写真を元に、具体的な提案をしていき、トータルコーディネートをしていった。
また、愛猫のための工夫はあちこちに施した。例えば、寝室からリビングまで自由に行き来できるようにキャットドアを2カ所につけたり、リビング壁にキャットウォークをつくった。玄関近くには、キャットトイレのスペースを確保。専用の換気扇をつけたので、来客があっても匂いが気にならなくなったそうだ。
「施工中も見に行きましたが、職人さんが丁寧に仕事をしてくれていましたし、階下の方に『気遣いが感じられる良い業者ですね』と言われて本当に安心しました」とU様。
そして、全体を思い返すと・・・と、
まず、決めることが想像以上に多く大変だったけど、その分できあがりは満足していると話してくれた。様々な希望を言ったり、ひとつひとつは選べても、それをトータルで見たらどうなるかまでは考えられなかったが、きちんと図面やCGで分かりやすく説明してくれたことがうれしかったそうだ。
寝室にあるネコトンネルと、奥に見えるのがネコトイレスペース。トンネルにはドアをつけていないため、良く出入りをしているそう。
ヴィンテージ感あふれる家全体の印象を決めているフローリング。愛猫との暮らしを考えて、手入れもしやすく痛みにくいペット用のものをセレクト。
まだ慣れていなくて、今は逃げるときに大活躍しているんですというキャットウォーク。
テレビは窓に沿って配線を通してもらい壁掛けに。後ろはパントリー兼収納。キッチン脇にはニッチも
白いフローリングに合わせて、ヴィンテージっぽさを。木の濃淡色をランダムに使用。黒いテレビの存在感が緩和された。
テレビ裏には縦長の収納スペースを作った。雑貨類やパントリーとしての役目もあり、壁一面の棚は収納量もたっぷり。
奥様のお気に入りノートにあったイメージに近いネイビーのキッチン。隣には、洗濯・洗面・バススペースに繋がる。来客時はドアを閉めればすっきり。
リビングドアを出なくても回遊ができる。愛猫はリビングドアにある猫ドアを通ると、廊下、寝室、リビングの出入りが自由にできるようになっている。
寝室から着替えを取りに来る時も、リビングでアイロンがけして収納に来るのにも導線がスムーズ。
仕事に集中できる書斎。趣味で集めた何百冊もの映画のパンフレットがきちんと収まるという基準で棚を選び、その棚に合わせて部屋の仕様も検討された。
玄関とキッチン脇にあるニッチ。お花や雑貨を飾って、遊びスペースに。
トイレの隣には愛猫のトイレスペースを確保。場所をとるネコトイレも収納下のスペースにすっきりと収まった。