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設計、施工、監理を担当
近くに住むお母様が水回りのリフォームをされたことをきっかけに、ご自分も10年以上暮らしたマンションをキレイにしたいなと思われた。またご家族でサーフィンやスキーなどのアウトドアを一緒に楽しまれるため、その道具が増えて整理がつかなくなっていた収納の使い勝手もよくしたいなと思われた。間取りまで変えようとは思わなかったそうだが、まずは雑誌などで情報を集め、数社の相談会に行かれたという。
「最初の打ち合わせでは、間取りを変えるプランと変えないプランの2通りを見せてもらい検討しました。収納を増やすため、我が家では部分的に直すのではなく間取りから変えてしまおうと思いました」
当初は部分的なリフォームをお考えだったが、今の暮らしに合わせた快適な間取りに変更することにされた。
全体の雰囲気はカリフォルニアスタイル。好みの内装写真をいくつか見せた。テーマカラーはボードの青と白、そして家具の木の色で3色に。プランナーは好みのイメージに合いそうなペンキで塗ったような白い木壁や棚、マリンランプやタイルの色合いやカラフルなトイレの床などを提案していった。
最大のポイントは、立てて収納することができない3mのロングボードをインテリアとして楽しみつつ、壁掛け収納にすること。飾りではなく、実際にお使いのボードのため取り出しやすさも重要。多方面を考慮しながらボードを掛けたフックは特注することに。アウトドア道具は玄関脇の土間スペースにまとめて収納するプランに。
ご家族でアウトドアを楽しまれ帰宅後、まず土間に置けるのが便利だという。これまではリビングにしか広げられず、手入れをするのにも砂だらけになって困っていたのだが、解消されたそうだ。
「希望通りの家が出来上がりうれしいですし、暮らしていて毎日とてもいい気持ちです」とH様。
リノベーションは選ぶものが多く大変だったが、どれも楽しみながらできたので、大変なことも気にならなかったそう。
白い木壁に壁掛け収納したロングボードがまず目に飛び込んでくるリビング。シーリングファンが回り、海をイメージしたインテリアが広がる。
今までは床に寝かせるしか保管方法のなかったロングボードを壁掛け式に変更。梁やテレビ位置の間で、安定感があって取り出しやすい金具にするため試行錯誤されたという。
家族が自然と集まるリビング。キッチンにあった吊戸や壁を取り払いより広く、開放的なスペースへとされた。ソファー以外は以前より使われている家具だがしっくりと馴染んだ仕上がり。
キッチン前の収納に一部分飾り棚を設けたり、収納扉にルーバーを採用したりと、カリフォルニアスタイルのイメージに近いものをプランナーが提案した中からセレクト。
ランダムな色の組み合わせがポイントになっていて爽やかなイメージ。キッチン本体も白木柄をチョイスされ、開放的になった。
サーフボードやスキーの道具、小物もこちらでまとめて保管。壁や室内窓、マリンランプと楽しさが伝わってくるような土間
カラフルな木目の床はプランナーが提案。床のことは考えていなかったが、ポイントになってかわいいと思い採用された。
基本のカラーからプランナーが提案した青と黄色の組み合わせ。最初は意外だと思われたが、テーマカラーに合っているので思い切って採用した。洗練されていてとても気に入っているそうだ。