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テーマカラーは、ギリシャで見た白と青。そして開放感にこだわった。
ワークスペースは旦那様、キッチンは奥様と、お互いの分担を決めて口を出し合わずにプランを作っていったというK様ご夫妻だが、基本的なイメージを共有していたため見事な統一感が取れている。それは、新婚旅行で訪れたギリシャの風景だそう。
今回、賃貸マンションの更新時期をきっかけに、不動産購入からリノベーションまでをされたK様。基本的な方向性は決められていたので、物件探しの段階からスムーズだった。開放感を考え、天井は高いものをお探しになったり、立地はいろいろと検討されたが、子育てにふさわしい地域環境というところが購入の決め手になったそう。
リノベーションに関しても、住まいの中心となるリビング・ダインングに重点的にコストをかけ、その分、個室の仕様はシンプルにするなど、コスト配分も整理されていた。更新時期が迫っていたため、新居の納期は延ばせない状態でしたが、コストも納期も要望にピタリとはまったのは、ワンストップで進行できたこともポイントだった。
大きな窓からは光がたっぷりと入り、キッチンに立つと目の前には並木道が伸びる。近隣は低層住宅が多く見晴らしがとてもいい。足を踏み入れた瞬間に抜けるような広さを感じるリビング・ダイニングだが、開放感にとことんこだわった結果だ。
最後の最後まで決めかねたのは、リビングのアクセントとなるブルーの壁。どこを青くするか、そしてどんな青にするのかはギリギリまで迷ったそう。最終的には、施工中の部屋に大判サンプルを持ち込んで、実際の日差しを当てて決めました。
旦那様のこだわりが詰まったワークスペース。壁で隔てることなく、リビングダイニングから、旦那様のワークスペースへとつながる。開閉できる壁・扉をつけることも検討したが、想定以上にコストがかかることもあり、天井や壁の色で雰囲気に変化をつけるのにとどめて広さを生かすことにした。
奥様のこだわりのキッチン。大容量収納可能なキッチン収納は、電化製品からウォーターサーバー、食材、日用品までたっぷりと入れることができる。見せたくない時には、引き戸を閉めてしまえばすっきりした印象に。キッチンカウンターの下は、当初タイル使用したいと希望されていたが、イメージ画を見て印象が違うと思い、急遽ナチュラルな木に変更しされたが、変更して良かったと奥様。
開放感を求めた工夫は、寝室の脇に作られたウォークインクローゼットの壁にも見られる。最初は白い壁を天井までつけるつもりだったが、K様こだわりの開放感を出すために、壁は天井に届かない高さに。木目にしたのは、雑誌に載っていた木目の仕切り板を使っているかっこいい写真を見て、建築士さんに伝えてすぐにプランに反映してもらった。
リビングドアは、普通過ぎないものを設置したかったという奥様。ステンドグラス入りの白いドアは、ネットショップで見つけた。
テーマカラーのブルーのタイルは、タイル屋さんを何件も見てまわり、やっと探したお気に入りのひとつ。
白、ブルーのコントラストがさわやかで明るく、清潔感を感じる。
天井に明かり取り窓が付いている物件。開放的な上に、自然光でも明るい玄関。