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夫婦がこうしたいと伝える知識を身につけて思い描く住まいが実現。キッチンも、動線幅をしっかりシミュレーションしたそう。
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設計、施工、監理を担当
初めてリノベーションを考えたのは3年前。購入予定の物件でプランを進めていたが、売主都合で購入を断念せざるを得ず、物件探しから再スタート。ご希望に合う物件を見つけ、改めて相談することにされたという。
リノベ会社はネットや雑誌から、実例などを見て数社を訪問。インテリックス空間設計にされたのは、きちんと自分たちの要望が盛り込まれていて、一緒に家づくりをしたいと感じたからだという。
3年前も今回もご自身で希望の間取りを描いて打ち合わせに訪れた。最初はまるで知識がなかったものの、1回目である程度知識をつけたので、今回は物件を探す段階から仕上がりイメージが付いたし、希望を盛り込んだ間取りがつくれたという旦那様。
プランが始まると、設計者に要望や好みをどんどん伝え、配線の出ない壁掛けテレビにしたり、室内干しワイヤーを壁に段差なく収めたりと、スッキリと部屋を見せる工夫を盛り込んだ自分たちの生活に合う間取りにしていった。
プラン中、自分たちの希望や好みに寄り添いながら、予算や現実的なことも含めていろいろと教えてもらったというご夫妻。打ち合わせを行う青山リノベーションスタジオで、キッチンの通路幅などもしっかりとシュミレーションを行えたので、ここをこうしたら良かったと感じる部分がまるでない仕上がりになったとご夫婦。
希望が叶った家で過ごす時間が楽しいと話すご夫婦は、機会があったらまたリノベーションをしてみたいそうだ。
キッチンはご夫婦ともに会話のできる対面式を希望し、アイランドタイプに。リビングドアは仕切られた感じのしない大きなガラスの引き戸。入り口にはアートスペースがある。
コンパクトなLDKには大容量収納のあるアイランドキッチン、ソファーやリビングテーブル、ダイニングテーブルを配置。それぞれ快適に過ごせる最低限の通路幅が確保されていた。
白とグレーのコントラストが美しい、スッキリとしたキッチンスペース。リビング側からも収納できるので対面で作業がしやすい。
濃い目の紫がお好きな奥様の希望で取り入れた天井のアクセントクロス。寝室の扉は、どちらかが寝ていても起こさないで入れるように両方向から開けられる引き戸に。窓のない部屋なので、湿気がこもらないようにエコタイルを貼った。
寝室はベットがぴったりと収まる最低限の広さで設計。湿気がこもらないように貼った壁のエコタイルのほかに、隣接する子供部屋とつながる上部には通気性を確保する室内窓を取り付けた。
現在は旦那様の趣味であるポスターや雑誌などを置いて使われている。将来に備えて、エアコン用の先行配管まで工事をして準備。
空間を広く見せる工夫として、浴室の扉は全面ガラスのタイプを使い、広々とした抜け感を出している。ガラス扉にしたことで、浴室の鏡が全身鏡としても使えるそう。
以前住まわれていたマンションで湿気とカビに悩まされたという奥様。トイレ以外に、ウォークインクローゼットと寝室にも使い、快適な湿度を保つようにしたので、梅雨でも安心。
ポスターを飾りたいという旦那様の希望で展示スペースを数か所作り、スポットライトを設置。照らす場所をコントロールして、飾らないときは天井にしまえるタイプの照明は設計者から提案されたというお気に入り。