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設計、施工、監理を担当
窓が多く、日当たりと風通しの良い物件を職場近くに見つけ、長年の憧れだったマイホーム購入に踏み切った。
ステイホーム中を挟むこととなり、それを機に“家での過ごし方”とじっくり向き合った。
「この家の快適なところを最大限に生かすようにプランを考えました。結果として、非常に居心地のいい家に仕上がりました」
実際に暮らす“自分にしかわからない”ことをまとめたという。
「好みはもちろん、散らかりがちな物や隠したい物、何をどのくらい持ち、それをどう収納したいかを知っているのは自分だけです。
自分自身が心地よく暮らすために、動線も含めてきちんと伝えなければと、かなり細かくまとめました」
空気が澄んでいるのが好きという。キッチンを明るく風通しの良い部屋に移動させ、収納は寝室にまとめて、リビングをスッキリ保てるようにされたおウチ。配管の影響でキッチンだけ段差ができる予定だったが、スケルトンにしてみると全体に3㎝ほど床を上げればフラットになることが分かり、それも良かったという。
全体にシンプルにまとめた内装デザインだが、タイルやアクセントクロスを入れ、インテリアコーディネートしてもらった家具がポイントとなっていた。
自分のやりたいことが全部できたので大満足と話す。
プランを進めるにあたって“自分しかわからない”ことをまとめた資料を見せると、
「建築士さんは私がどうしたいのかを丁寧に聞き取り、希望をすぐにくみ取ってくれたのが嬉しかったです。
私が何を重視してくれるのかを共有して、妄想のような憧れにも、プロの視点で解決策を見つけてくれました。
家づくりと仕事で忙しかったけれど、スケジュールをサクサクと決めてくれたので、その流れ乗ってスムーズに決められました」
朝起きて、窓を開けると日がたっぷりと部屋に入り、観葉植物にお水を上げる。そんな豊かな暮らしがしたかったという希望がたっぷり詰め込まれたリノベーション。
日々の生活の中で、部屋のあちこちが目に入ると、これにして良かった!こうして良かった!と嬉しくなってしまうとか。
「リノベーションは自分のライフスタイルに合わせて住む場所を作れるので、思い通りの家になった幸せを日々実感しています。
オーブンレンジを置くスペースも作ったので、いずれはオーブンを買って…。将来の楽しみもたくさんある家になりました」と、幸せそうな笑顔を見せてくれた。
リビングはスッキリと。収納は奥の寝室にまとめて。リビングダイニングはリモートワークスペースともなるので、仕事中にエアコンの風が直接当たらないように、座る位置を考えて設置した。
賃貸物件の狭く換気の良くないキッチンがストレスだったので、窓があって風通しの良い広いキッチンを希望していた。物件購入した時から明るかった洋室に動かしたいと考えていた。
普段は開けっ放しで広々と使っているLDK。仕事中に料理の匂いや煙が来ないようにと付けた引き戸だが、Web会議があるときにサッとキッチンを隠すことができるのも付けて良かったことだとか。
リビングをスッキリさせたいという希望に、提案されたのがリモコンや雑誌が収納できるニッチ。玄関と寝室の入口にあり、このちょっとしたスペースで、リビングがサッと片付くようになった。
オープン棚の上部にはマグネットが内蔵され、お知らせの紙を貼ったりできる。通勤用のカバン、掃除用具、アイロン、部屋に散らかる細かい物や、日々使う物などを整理できる機能性抜群の棚だ。
大きな収納の手前にアイアンバーを2本取り付け、室内干しをしている。乾いたら収納に入れるだけ。アイロンは右のオープン棚にあるので、アイアンバーに掛けながらできるので便利。
トイレや浴室にも窓があって通風が抜群の間取り。風の流れが途切れないように廊下に室内窓を設置した。右の細長い収納には災害用備蓄や資源ゴミの一時保管として使い、キッチンがスッキリ保てる
ステイホームを挟み、在宅勤務がしやすい環境づくりも。仕事場となるリビングの床にコンセントを設置。キッチンとの引き戸を閉めればweb会議の背景ともなり、エアコン効率も良くなった。
事例で素敵なタイル使いを見て、どこかに取り入れたいと洗面台とキッチン周りに使用。ショールームに選びに行ったら、どれも可愛くてワクワクが止まらず、選んでいる時間も楽しかったという。
リノベーションをしたこの機会に長く使える家具を揃えたいと、インテリアコーディネーターに、好みに合う家具やインテリア小物をトータルで数パターン提案してもらい、選ばれたそう。