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設計、監理、インテリア、エクステリア(庭・外構)、その他を担当
古いものをより深く知り、新しいものへと活かし愉しむ、築40年余りの住宅の部分改修。
日常の「和室」であり、趣味を楽しむ「茶室」である場所を中心に、内と外の曖昧なスペースを再考し、季節ごとの移ろい豊かな庭の風景をゆったりと楽しむ暮らしを提案しました。
ここに集う人々の人生を彩る場所となる様に思いを込めた『彩庵』
四季折々に季節の彩りの中に、今までの出会いや新しい出会いがさらに縁をつなぎ、人生の愉しみあふれる場所となるように・・・・
家で過ごす時間が増え、趣味である茶道を自宅でも楽しむことができるようにご自宅の改修の依頼です。
建物内部改修だけでなく、道から建物までのアクセス・庭づくり・植栽選定など家・庭 全体をじっくりと検討再考した計画となっています。
日常の生活の場であり、人を迎え入れる開かれた茶室にもなる2つ異なるシーンを包容する建物となっています。
定期的に友人を招いてお茶会を催されているようです。
また、四季折々の草花が咲く揃った写真を頂き、様々な趣味を楽しまれている様子をお聞きします。
日常の生活・茶道時の使い勝手・来客の視線など・・・。それぞれのシーンをイメージしながら動線計画の打合せを念入りに繰り返しました。
住みながらの改修工事をご希望されたため、クライアントには大変なご負担をおかけしたと思います。
そのお陰で現場打合せも迅速に対応頂き、昔からの記憶を随所に継承した楽しい家となりました。
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庭全体に緩やかな勾配を設け、奥行き感を感じる立体的な露地空間としています。
左官仕上げで版築風に仕上げた壁が空間を緩やかにわけています
飾り棚を設えた土間玄関
茶器用の飾り棚
従前の縁側スペースを内外の曖昧な大きな軒下空間へ
6帖和室を小間茶室へ改修
想い入れある欄間・組子などはなるべく再利用しています
庭に傾斜を設け、雪見障子越しに立体的な庭の景色を楽しむことができます。
廊下の一部に水屋を配置しています
従前の縁側スペースを内外の曖昧な大きな軒下空間へ
木々に囲まれたアプローチを進むと玄関土間が現れます
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