マンションリフォーム・リノベーション

神戸M邸

費用:

2600万円

延床面積:

80平米

築年数:

1997年

内容:

神戸三宮の中心地にあるマンションのスケルトンリノベーションです。
東京に在住のご家族が、関西旅行の拠点として別荘的に使いたいとのご要望で、内部に色々な特徴を持った空間を作り込みました。

中央に廊下があり、左右に小部屋と水回りが配置される典型的な間取りだったマンションを、水廻りを中央に島状に作り、その周囲に空間を振り分けながら必要な部屋をレイアウトしてゆきました。
南面する窓側にはチークのルーバー窓を設け、窓外に見える日常的な景色を隠しながら光を取り込む装置とし、その手前にダイニング空間を作りました。リビングは窓のない空間ですが、緩やかなカーブを描く左官壁で囲まれた落ち着いた空間としています。水周りの反対側にはキッチンと洗面が一直線に続いています。背面の緑色の壁の中央から、浴室とトイレへの入り口があいています。主寝室は玄関横にコンパクトな空間を作りました。壁に沿って収納とリビングへの開口を設けて、機能的な空間としています。洗面の先にある子供部屋は3歳のお嬢様が大好きなピンクで纏めた可愛らしい子供室となっています。玄関はコンパクトですが、非日常空間を演出するように高級感のある素材と建具を設け、ホテルライクな空間としています。
水周りの上部には隙間を設け、室内空間全体が緩やかに繋がっていることを意識できる作りとなっています。カラフルな梯子で子供が遊べるミニロフトとなっています。照明はほぼ全てをLEDで計画しました。
リノベーションの建築工事だけでなく、ソファー・ダイニングなどの家具やカーテンブラインド類のコーディネートまで任せて頂きました。

各務謙司

建築空間の設計とは、単なる空間のデザインに留まらず、その空間で過ごされるであろう生活、行われるであろう活動にまで想像をめぐらせることだと考えています。 既存建物の特性、ご用意くださった予算、ご希望の使い方等、多様な設計条件を考慮しながら、最も重要である住み手の個性、その人が魅力的に感じる空間デザインを一緒に探し出して行くことを心掛けています。よりよい空間について共に話し一緒に悩み、考えて、なるべく多くの時間を共有することを大切にしています。 数多くの打合せや提案を重ねる中で、空間のあり方についての様々なアイデアが生まれ、理想的な空間が導き出されてくると信じています。 こちらには今までカガミ建築計画が設計してきたデザインリフォームを纏めたものを掲載しています。一つ一つのリフォーム・リノベーションには、設計の際にお施主様と一緒に考えたアイデア、思い出が詰まっています。全体を通したデザインの集まりというより、小さなエピソードが詰まった短編小説集のように思って見ていただければ幸いです。