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設計、施工、監理を担当
インテリアの写真や間取り図を見るのが昔からお好きだった奥様は、いつか自分が住みやすい家にリノベーションしたいと思われていた。今回、今まで夢見てきた希望を詰め込んだリノベーションとなった。
「家を購入する時から何社かに相談しましたが、対応にスピード感があったインテリックス空間設計にお願いすることにしました」
家にいるほとんどの時間はLDKで過ごすので、できるだけ広いスペースにして、そこに憧れていたウッディなキッチンを対面式に配置したいこと。部屋干しをするけれど、くつろいでいる時に干されている洗濯物が目に入るのがイヤなので、リビングの一角に扉をつけたサンルームを設けて、洗濯物を干せるスペースを作りたいことなど、具体的に考えられていた。
掃除がラクになる工夫もあちこちに。埃が気になるので基本的に隠す収納にしたり、家全体がフラットになるように段差をできるだけ縮めてもらったりしたという。そして巾木の厚みにもこだわりが。
「厚みがある巾木はすぐ埃がたまるし、ロボット掃除機では対応できません。埃がたまっても気にならない薄さなので掃除が楽です」と奥様。埃が見えにくいように考えられたことでストレスが減り、巾木に厚みが少ないので、家具を壁にすき間なくピッタリと付けられるのでおススメだとか。
予算の都合であきらめたことはあったが、最初に希望した間取りにほぼ仕上がったんだとか。使いたい設備や資材や家事楽など、情報を集めて相談し、形にしていかれたお話を聞くと、家づくりがお好きなのがひしひしと伝わってきた。
希望を伝えるときは言葉だけではなく、画像をたくさん集めて、具体的に自分の希望を伝えやすくしたのも良かったと振り返る。
「私がやりたいと言ったことに、インテリックス空間設計は一度もできないとは言いませんでした。
イメージ資料をメールで送ると、次の打ち合わせの時にはそれを反映した案と金額を具体的に見せてくれたので、打ち合わせが毎回楽しみでした。リノベーションが終わってしまったのが寂しいくらいです。またいつかリノベーションをしたいです!
今でもネットでいろいろな家を見ています。でも、結局うちが一番素敵なんですよね」
リビングにいるときに洗濯物が目に入るのがイヤだったので、窓側に扉付きのサンルームをつくり、室内干しをするプラン。フロストガラスはたっぷりの採光は届きつつ、圧迫感がない。
床にはフロアタイルを使い、洗濯物で多少濡れてもお掃除がラクなのが嬉しい。フロストガラスの扉を閉めれば中が丸見えにならない。マリンランプがさわやかな印象。
リビングドア横の収納は下足入れを採用してコストを抑え、予算内でメリハリを。収納内にはモデムなどもおさめられるようにプランし、コード類もスッキリ。
一般的な高さでは低くて大変だったという身長の高い奥様。90㎝の高さまで上げたことで、洗い物や料理も楽になり、収納スペースが増えたのもうれしいとか。床色はキッチンに合わせたオーク。
旦那様が唯一希望されたワークスペース。広々としたリビングの一角にありながら、壁に向かうとおこもり感があって集中できそう。本棚が壁の奥に隠れているのもポイント。
数年前から手拭きはペーパータオルに切り替えたが、ゴミ箱を床にも洗面台にも置かない良い方法がないかをネットで探し、見つけたアイディアを建築士に相談していかれた。
洗面台の下の棚にはドライヤーや小物の他にゴミ箱も置けるように。床に何も置かないのでロボット掃除機も楽々と回れ、お気に入りのヘキサゴンタイルがきちんと見えるのも嬉しいという。
採光も窓もないスペースだが、隣に位置するシューズインクローゼットとの上部の壁を開け、光と空気が流れるようにしてはと提案された。フロアタイルは濃いグレーと白い目地の組み合わせ。
フロアタイル数種を使い分けているが、シューズクローゼットと玄関は外をイメージしたという明るめグレーに。開口部には扉をつけなかったので、暗くなりがちな玄関や廊下に自然の採光が届く。