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設計、施工、監理を担当
防音室を作って、フルリノベーションをしようと思ったO様。リノベは大きな買い物だから安心できる会社に頼みたいと思い、まずお知り合いにいろいろ話を聞いてみた。その中で紹介してもらったというインテリックス空間設計の相談会にまず訪れたという。防音室を含めたリノベの希望を話すと、後日、素敵なプランを提案してもらったという。
まず間取りを考えるにあたり、第一の希望である防音室サイズが、どこまで広くできるかというところから始め、物件の構造上最大にしてもらったという。可能だったらもう少し広くても良かったそうだが、練習するのには十分なスペースを確保できたそうだ。
防音室が決まると生活スペースを考えた。WIC、和室とLDをつなげた広いLDK空間にしたいことなど要望を伝え、どれだけ広く感じられる空間をとるかと考えたという。
やりたいことは山ほどあったけど、予算との兼ね合いで削った部分もあったという。“とりあえずやりたいことを全部言ってもらって、優先的に削るものを考えましょう”と建築士がアドバイス。予算に合わせて調整していったという。
全体の間取りまで決定すると、防音室工事の打ち合わせは専門業者と建築士が打ち合わせを繰り返してくれたという。リノベーション工事完了後、すぐに防音室工事が始まり、10日ほどで完成。時間を気にせずに練習できるようになりうれしいとO様。
防音室のデザインは建築士と決めて、その内容を防音室の施工会社に引継ぎしてもらったのでスムーズに工事まで行えた。
どの部屋もその部屋の気分をイメージして、壁や天井には全て異なる色、柄を配した。LDKは明るさと落ち着きを感じさせる薄いグリーンの天井にボタニカル柄。
キッチンは清潔感のある白をベースに。壁面にはタイルを貼ろうと探していたら、実家で使って気に入っていたレリーフタイルと似た物を見つけたので。同じようなイメージに。
お友達を招くことの多い広いリビングダイニングの脇にありながら、パーテーションウォールが目隠しとなり、ベッドがあるとはわかりにくく、寝室は圧迫感のないスタイルだ。
スーツケースや小物、衣類だけではなく、奥には演奏会用のゴージャスなドレスも収納。ドレスの裾を引きずらないように、パイプ位置を高めに設置した。
タイル選びに悩んでいるときにファッションビルで使われていたこのタイルを見て、ひとめぼれ。いろいろ検索してご自身で探し当てたという。
天井には雲が描かれたクロスを貼った。暗くなると天使が現われる蓄光クロスだという。