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設計、施工、監理を担当
給排水管の老朽化が気になり始め、お子さまが「自分の部屋がほしい」と希望されたことから、ご自宅をリノベーションすることになった。収納を増やし、家族全員が自分時間を楽しめる個室を持つことにしたそう。
「インテリックス空間設計は話がスムーズに進む点が気に入りました。何か相談すると、持ち帰って…ではなく、すぐに的確な提案をくれるし、建築士さんもその場で図面に手を入れてくれるので、気持ちよく打ち合わせができました」
コンパクトなリビングダイニングに白系のインテリアが映える。
「最近は個室を減らしてリビングを広くするのが流行だと思いますが、うちは各自が部屋で過ごす時間を大切にしたかったので、リビングは最低限の広さで十分。私たちに合わせた間取りを自由に作れるのもリノベーションのいいところでした」
キッチンは料理がしやすく圧迫感のない広さの対面式。リビングの広さに比べると大きいサイズだが、広くて開放的で気に入っているとか。
水回りなどの設備を含めて、好みの色やデザインよりも、とにかく掃除のしやすさを重視。床材は、落ちた髪の毛が目立たない色みを選び、手入れの簡単なもの。掃除が格段に楽になったという。
「収納を多く」「掃除をしやすく」と要望だけは明確に建築士に伝え、予算内に収めるためにリクエストしたという。
「高いクロスや設備はあるけれど、良いものは見たら使いたくなってしまうので、最初から予算以上の物は見せないでくださいとお願いしました。選択肢を少なくしたので、予算内で一番いいものを迷うことなく選ぶことができました」
驚くほどテキパキとプランを完成させたY様。
「マンションだから、構造や規約上でできないことも多くあります。だから素人である自分が調べるよりも、こんな風に使いたいけれどどうしたらいいですか?と質問して、プロの意見を聞くことを第一にしました」
打ち合わせも最速といっていいスピードで終わったというが「最速で大満足なんですから、すごいことですよね!」と笑顔だった。
それぞれ個室で過ごす時間が多くなったこともあり、リビングダイニングは最低限の広さを希望され、個室スペースにまわすことに。最低限とはいえ、十分に過ごせる快適なスペースだ。
洗濯物は部屋干しをされるので、採光たっぷりのリビングに白い物干しバーを2本取り付けた。空気がよく流れる場所だが、除湿器を回せば一気に乾いて便利だとか。
対面式にできるように考えてくれたことも好印象だったというY様。以前は閉鎖感があったが、2700㎜幅の大きいキッチンを導入し、開放的になってとてもお気に入りだという。
リビング脇に位置し、クローゼットとデスクを造作。エアコンは付けられなかったが、通気口を2つ付けて、リビングのエアコンの風が流れるようにした。
家でも仕事をする旦那様のワークスペース。以前はリビングにしかエアコンがなく、特に夏が厳しかったそう。先行配管を通してエアコン設置をすることができたので、とても快適になったと喜ぶ。
洋服が大好きという奥様の部屋には、壁一面を使った洋服掛けが。来客があるときは、ロールスクリーンを下ろして見えないように。扉にするよりもコストもスペースも節約できたそう。
「収納を多く」もテーマのひとつ。 廊下に位置し、ウォークイン収納には日用品や掃除用具、トランクなどの大型雑貨を入れてもまだ十分なスペースがある。
廊下の2面に設けた折れ戸収納。天井から扉が付いているのも部屋が広く見える秘訣。正面のリビングドアはLDKにたっぷり入る採光を玄関まで届ける。
廊下の折れ戸収納の使い方がおもしろい。奥様が洗濯物を掛ける。それをクリーニング屋さんのように各自が取りに行く。洗濯物を仕分けて各部屋に配る必要がなくなって手間が減ったそう。