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設計、施工、土地・物件探しを担当
お引っ越しが趣味で、2年に1回ほどのペースで大阪府内の賃貸マンションを転々とされてきたという施主様。
初めは賃貸へのお引っ越しを考えていたそうですが、テレビでリノベーションが取り上げられているのを見て、リノベーション会社を調べ始めたといいます。
「調べていくうちに気持ちがだんだん高まってきて、『賃貸をやめて自己投資としてマンションを買ってリノベーションしよう』と思い、3社ほどリノベーション会社に話を聞きに行きました。マイリノにした決め手は、営業担当の方のご対応でした。知識量やレスポンスの早さ、費用感などを聞いて安心してお任せできると思い、お願いすることにしました。」
この物件を含め、中古マンションを4件内見された施主様。この物件は、駅から近く、静かな住環境で、日当たりの良さも決め手になったそう。
「あまり電気の光が好きではないので、電気をつけずに過ごせる空間が理想でした。内見した日は天気が良く、窓からの光の入り具合が気持ち良くて、入った瞬間に良いなと思いました。まったく馴染みがなく降りたことのない駅でしたが、住んでみると雰囲気が良くて気に入っています。」
生活が楽になる工夫として、玄関収納や各部屋にはあえてドアをつけず、開放的に。洗面室と寝室の間にウォークインクローゼットを設けることで、洗面室からも寝室からも衣類の出し入れができる、スムーズな生活動線となっています。
以前から、パン・お菓子作りや料理が好きだったという施主様ですが、前のお住まいは調理スペースが狭く、収納も少ないことがストレスだったといいます。リノベーションでは、パン作りができる大きなステンレス天板の造作キッチンを採用しました。
「キッチンで譲れなかったのは、天板の大きさです。希望のサイズ感を伝えて、そのサイズで作ってもらいました。キッチンの形や向きをいくつかご提案いただき、最終的にこの形に落ち着きました。いつもカウンターで朝ごはんを食べたり、パソコンで仕事したりしています。自分だけのオリジナルキッチンをつくっていただいたので、本当に便利で使いやすく、料理する頻度がかなり増えました。ステンレスの天板は、使い込むほどに経年変化が楽しめると思いますし、雰囲気が良いですね。生活動線が良い間取りのおかげで、無駄な動きが減り、朝の準備もスムーズになりました。」
リビングと寝室は、突板仕上げの間仕切りでゆるやかにゾーニング。上部にガラスを使用し、リビングや寝室が広く開放的に感じられる工夫を施しました。寝室には、屋久杉を使用した造作ベッドを配置。圧迫感がなく座りやすい低めの高さで、掃除がしやすいよう2つに分割できるのが、こだわりポイントです。枕元には、設計担当が見つけて施主様が一目惚れしたというブラケットライトを取り付けました。
リノベーションの設計打ち合わせの際、以前お住まいだった賃貸物件での困りごとや悩みごとをまとめて、設計士に共有してくださった施主様。
「費用面で少し不安もありましたが、現状の不満や叶えたいことをしっかり設計担当の方にお伝えしました。その上で設計担当の方が一生懸命ヒアリングしてくださり、さまざまな切り口で提案をしていただけて、予算に合ったとても良い空間を作ることができました。『そんな考え方もあるんだ』と気づかされた提案もあって楽しかったです。」
これからの暮らしで楽しみなことをお聞きすると、プロジェクターを買ってリビングの壁に投影したり、部屋に合うインテリアを少しずつ置いたりと、この部屋ならではのものを入れていきたいと話してくださいました。