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設計、施工、監理、プロデュース・コーディネートを担当
お子さまの成長に伴ってお住み替えを検討していたご家族。住みなれた地域でお探しでしたが
なかなか良い物件に出会えず、
それなら今のマンションをリノベーションしようと
計画が始まりました。
3人それぞれに子ども部屋を確保すること。
空気と光の通り道を作ること。
85.5㎡3LDKのマンションに子ども部屋3つと
ご夫婦の在宅ワークスペースを2つ配置するのは
なかなかにエキサイティングなミッション。
それだけのスペースをきちんと確保しながら、
広々ゆったりとしたLDKに玄関土間を広げた開放的な玄関、
ダブルボウルで朝の渋滞がない洗面室を実現。
広いところは広々と、必要にして充分なスペースは
こじんまりと。
思い切りメリハリをつけることで、一緒にいても
一人でいても気持ちが良い家になりました。
一人で篭りたいときには自分のスペースに
家族の顔を見てリフレッシュしたいときにはリビングに。
そんな空間の使い分けができるのが
一番大きな変化になりました。
小上がり下の収納スペースが子供たちに人気です。
広いリビングよりも落ち着くんだそうです。
自分の部屋の内装はそれぞれご自分で決めることに。
「自分の城」をどんな風にしていくのか
皆さんワクワクされていました。
ご家族5人とワイワイしつつ打ち合わせをしたのが、
とても楽しかったです。
自分の居場所も大切だけど、家族と一緒が最高に好き!
カーテンではなく障子で室内に柔らかな光を届ける。床や家具の木にもなじむ和モダンな雰囲気に。
90度向きを変えてリビングの奥行きを感じられるレイアウトに移動。生活感が出やすいキッチンは程よく隠しつつ使い勝手の良いレイアウトになりました。
アクセントに貼った青いタイルが効いています。ダークな色調と白いクロスとのバランスも見事!
リビング内にはロフトを造作。下部は収納に上部は小上がりにしてどちらの空間も大活躍。ロフト階段側のくりぬき部にはハンガーパイプを入れて洋服掛けになっています。
子ども部屋は3つともすべて同じサイズに。「恨みっこなし」の平和的解決!
3つの子ども部屋にはどれも室内窓を設置。開けておくと通風・採光が取れる仕組みです。
リビング側の子ども部屋の室内窓は小上がりの位置に。起床してリビングに出てくるのはもっぱらそこからなんだとか。
小さいながらも独立した書斎。在宅ワークも捗ります。
キッチンと洗面室両方から出入りができる書斎2。家事をこなしつつ仕事もできるマルチなスペースです。
ダブルボウルの洗面台で朝の渋滞解消。写真奥のドアを開けると洗面脱衣室と洗濯機置き場。入浴中でも洗面室を使える工夫です。
居室を削ってでも収納はしっかり確保。玄関土間を広げてクロークを設けました。大人数でも玄関はいつでもすっきり!