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設計、施工、監理、プロデュース・コーディネートを担当
トイレの水漏れを全面的に解決するには
大掛かりな工事が必要と言われたことをきっかけに、
20年以上暮したマンションの全面改装を決意された
施主様ご夫婦。
日常生活の中で感じる不便さを全部解決して
これから先をずっと気持ちよく暮らしていくための
リノベーションが始まりました。
リノベーションは大変だったと振り返る一方
期間中の10か月はしあわせな時間だったと話す施主様。
どんな家が完成したのか見ていきましょう。
日常生活で感じる不便さを全部出していただきました。
具体的には
●窓がなく暗い玄関と北側のお部屋がとても寒いこと。
●ご夫婦2人の時間が増えて一緒にお料理するには
キッチンが手狭なこと。
他にも無理なく手が届く高さの収納や水廻り設備など
ストレスのない日常を過ごせるように
「高さ」にもこだわりたいとご希望をいただきました。
玄関は廊下側の居室を少しサイズダウンするように
間仕切壁を移動することで、居室の窓からの採光を
玄関に取り入れました。
明るくなることと相まってとても広々感じられれます。
キッチンは90度向きを変え、Ⅱ列型にレイアウトすることで一緒にお料理するのもダイニングへの動線も抜群に。
リビングの一角をベッドコーナーにして、
広さも解放感も大満足。
ご家族の暮らしぶりに合わせた柔軟な発想で
実現した間取りです。
玄関からリビングまでの通路は
水廻り回遊ルートとWICを抜けるルートが増えて3つに。
どこで何をするかに合わせて
最適な動線を選べるのも魅力です。
今まで家には「こうしたい」というこだわりは特になく、
プロに決めてもらった方が楽だと思っていました。
どの業者もてきぱき対応してくれて質問にもズバッと
回答が返ってくるのが逆に緊張感があって
「言いたいことが言えない」感じだったが、
entrieはまず「私たちがどうしたいか?」を
一緒に考えてくれたのが決めたきっかけでした。
リノベーションは勇気がいる選択だったが、
最終的に「こうしたい」という思いを楽しめたのは
とてもしあわせなことだった。
今ならあの時の自分に「大丈夫だよ」と
言ってあげられます。
間取や設備などと比べると見落としがちな
「高さ」にもこだわりました。
水廻り設備はもちろん収納棚やモノ干しバーの高さなど、
日常の暮らしを想定しながら都度相談して決めていきました。
2人でお料理することが増えた施主様のライフスタイルに合わせてキッチンスペースは大きく拡張。Ⅱ列型レイアウト・収納・冷蔵庫・ダイニングテーブルと日常生活をリアルに想像したベストな間取りです。
Ⅱ列型キッチンを通り抜けて洗面室にアクセスできます。ダイニングへの動線も抜群でノンストレスなレイアウト。
シンク背面はキッチン用品の収納。敢えてオープンにしてお気に入りの道具類を愛でながら収納。
お気に入りの鍋は飾りながら収納。グリーンもあしらって収納というよりはインテリア。
家事がぐんと楽になった水廻りレイアウト。キッチンはお料理するところでもあり、生活動線の一部でもあり、リビングを一望できるビューポイントでもあります。
洗面室は大きく広げました。浴室と位置を入れ替えてキッチンに隣接。ベランダに近くなったことで、洗濯物の重さも以前より気になりません!毎日のことなので これ大切です。
リビングの一角をベッドコーナーに。
リビングのベッドコーナーの隣はWIC。リビングからと廊下からの2方向からアクセスできる収納はお出かけ時や帰宅時にもとても便利。洗濯して⇒干して⇒しまうの繰り返し動線もばっちりです。 .
居室の間仕切壁をずらし、加えてトイレを移設することで玄関土間スペースを拡張。住まいの顔に相応しいグレード感のある空間になりました。
広くした玄関にはシューズクロークも新設。すっきり感と奥行き感も強調。
ショールームでクロスの小さなサンプルをもらって当時の自分の部屋に貼ってイメージを想像して・・・そんな手数を経て実現した個室は思い入れも一入。