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サンプルだけでなく、新潟のフローリング屋さんにまで訪れて、最終決定。リノベに多くの人達が関わっていることを再確認。
(OFFのときは写真にマウスオーバーで表示)
設計を担当
1LDK部分をLDKの大きなワンルームに変更して、壁面全面造作家具で統一感のある空間としました。音楽関係のお仕事をされているご夫婦で、レコードやCD、衣類などを大量にお持ちでしたので、所有物に合わせて効率的に物を収納したり、ディスプレイすることができる設計としました。
新築時から19年住まれて内装や設備も大分に痛んできたので、それを期に自分達らしい空間にリノベーションしたい。と言ったご要望がありました。素材に関しても新築でピカピカという生活感のないホテルのような空間ではなく、落ち着きのある快適な空間を望まれました。
間取りに関してはクライアントさんが明確な方向性を持っておられたので、すぐに決まりました。クライアントさんが望む”自分達らしい空間”を理解するのにヒアリングを繰り返し、理解を深めて行きました。使用する素材に関してもクライアントさんの拘りは強く、こちらがお勧めする素材やメーカーのショウルームは、全てクライアントさんと同行して回りました。結果としてはクライアントさんは素材の表層に現れているもののみではなく、その素材の裏にあるストーリや思いなどを重視されて素材を選ばれました。それらの素材の選択に多くの時間や費用をさかれ素材選びを検討されました。
ショウルーム廻りでの素材選びを含めて、設計開始から現場竣工まで一貫して久保さんに対応して頂き、判断もしやすかったし、私達らしい空間をつくることができよかったです。との感想を頂きました。
レイアウトはすぐに決まったので、クライアントさんの拘りのある素材選びの部分で色々と時間を掛けました。
ヒアリングから素材を選んでCGで確認して頂き、ショウルームにて現物をみる。カットサンプルをみながらCGで素材を変えて組み合わせを確認して決定する。といった流れでした。
リノベーションもBIMで設計することで、常に最新のパースやウォークスルーでイメージを確認して頂けたことで、イメージが伝わりやすかったと思います。
お勧めした新潟のフローリング屋さんまでご夫婦でご訪問されて、床の素材などをお店の人と話をして最終決定されたことがとても印象に残っています。カタログやカットサンプルだけでなく、商品のストーリや扱っている人の人柄などを大切にされていたことに感銘を受けました。
クライアントさんの持ち物に合わせてつくった壁面全面造作家具。壁面は職人さんの塗装したポーターズペイント仕上げ。
音楽関係のお仕事をするご夫婦だったため、レコードやCD、スピーカーなど、所有物に合わせて壁面全面収納家具をデザインしました。
開放的なサッシに面した開放的なダイニングスペース。キッチンは松岡製作所のオリジナルステンレスキッチン。
LDKの眺め、写真右下の可動式コアガリは布団を敷いて寝ることもできます。
松岡製作所のステンレスオーダーキッチン。ペニンシュラ型でダイニングスペースと連続感のあるつくりとしました。
リビングからの眺め。LDK空間は壁面全面に造作家具を設置することで、所有物を効率的に収納・ディスプレイしながら、空間全体に統一感を持たせました。
玄関はモルタルの床として、壁面は古材を張ったアクセントウォールとしました。
寝室は壁紙を青色の落ち着くアクセントカラーとしました。
個室を大きなウォークインクローゼットとしました。床から天井までの大容量の収納を設置しました。部屋の片隅にデスクを設けて、書斎としても使えるように工夫しました。
ウォークインクローゼットに設置したデスクスペース。