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設計を担当
築21年のマンションの一室約36㎡を、土間とサンルームを持ったSOHOへリノベーションするプロジェクトです。
開口部が限られた縦長の空間において、プライベートを確保しつつ、開口部からの光を巧く奥の部屋まで引込むことをテーマとしました。
取入れた光を空間の奥まで効率よく運ぶために、壁と天井や家具を含めて基本色を白としました。床は全室モルタル仕上げとして空間を引き締めつつ、統一感を持たせました。
縦長空間両端のエントランス部分と開口部部分に、バッファーゾーンとして、引戸で間仕切ることが出来る前室を設けました。エントランス側の間仕切り引戸はフラッシュ扉として、外部からのプライバシーを確保しました。開口部側の前室は、サンルームのような明るく暖かい部屋となりました。そして引戸を半透明ポリカの框戸とすることで、プライベートを確保しながら、開口部からの光を柔らかい間接光として室内に届けることができます。3つの部屋は引戸を袖壁に引込むことで、ワンルームの一体空間としても使用することが出来ます。
長手の壁面には壁面全体の造作家具を設けて、その中にエアコン・キッチン・デスクと、オープンな収納を埋込みました。このように一体的な造作家具に複数機能を埋込むことで、全体がより統一感のとれた空間となります。
サンルームの引戸を締切った状態です。
サンルームからの光が降り注ぐメインルーム。壁面一体の作付け家具や内装材と同素材・仕上げをしたオリジナル家具によって、統一感の取れた空間となっています。
壁面全面の造作家具をつくることによって、統一感のある空間となります。
明るい土間のサンルーム。
サンルームの半透明な引戸を引き出すと、柔らかい間接光が室内に広がります。
前室の間仕切り解放時のエントランスからの眺め
家具パーツをビスで組立てることが出来るDIY家具テーブルです。