家づくりに役立つメールマガジンが届いたり、アイデア集めや依頼先の検討に役立つ機能や情報が満載!
アカウントをお持ちの場合
(OFFのときは写真にマウスオーバーで表示)
高密度な建物の密集した商業地域に設計した、ガレージハウスです。外部に対してプライバシーを確保しつつも、柔らかい間接光が室内に降り注ぐ地下のような静かな空間としました。車やバイク等が趣味で、それらを整備するガレージスペースがファーストプライオリティでしたのでまずガレージを最初に設計しました。
必要なガレージスペースを検討してもらうために、クライアントにいえづくりワークショップをして頂きました。ワークショップで作った間取りを実際に1/1で線を引いて、大きさを確認して頂きました。「いえづくりワークショップで、間取りや模型をつくったことで、いえのコンセプトをまとめることができてとても良かったです。」との感想を頂き、設計を依頼して頂けました。
居住空間には安定的な室内環境を望まれ、直射日光も好きではない。とのことでした。そこで外断熱を採用し、採光もトップライトやハイサイドライトを関節光で取り入れるプランとしました。その他、スチールのオーダ階段や建具、手摺や小物をデザインしました。
「いえづくりワークショップで考えたコンセプトが最後までベースにあり、ワークショップをしてから家を建てて良かったです。」との感想を頂きました。
いえづくりワークショップや1/1でガレージの大きさを確認して頂いたので、その後の流れは通常よりスムーズに行えたかと思います。色や螺旋階段を検討する際には3DCGにてシミュレーションして、確認して頂きました。クライアントさんはお忙しい方だったので、SNSでクライアントさんと設計、工務店のグループをつくって、情報共有して効率的にプロジェクトを進めて行きました。
クライアントさんがアメリカ出張の際に、ホームセンターに行って色々とドアノブなど探されて、結果的に玄関のノブはプッシュオープン(荷物を持っていても体で押してドアを開けることが可能)のものを輸入されたものをつかいました。
コンパクトなキッチン。キッチン上部客室へは、螺旋階段であがります。
クライアントさんお気に入りのホテル浴室の間取りを踏襲して設計した、在来工法の浴室。日本製の鋳物の浴槽は、衛生的で保温性も良いです。
ガレージスペース。
ランダムな穴の空いた踏み板を重ねることで、木漏れ日のような影がうまれます。
50畳を超えるリビング空間。左右のトップライトやハイサイドライトから、柔らかい関節光が差し込みます。
リビングに設置されたボックス、引戸を開けると寝室と浴室につながります。
コンパクトな寝室、W.I.Cとベットスペースがあります。
3階の客室。ハイサイドライトの大開口部から、室内に光を取り入れます。
回転式のテーブル。リビング側に設置すると6名座れます。
リビングの夜景。