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湘南鵠沼の海から5分程の旗竿状の敷地。家族構成は夫婦2人と子供1人。設計当初は2階建てを希望されていましたが、緑豊かな庭と一体となり、快適に暮らせるような小さな平屋を提案しました。心地良い南風をリビングに取り入れるため、南側を大きな木製建具で全開できるようにしています。床はクリの無垢材で床暖房を取り入れています。
また、浴室は十和田石を用いた在来工法。床材や大きな建具、浴室の仕様にコストをかけた分、建具を減らすプランニングや壁、天井はシナ合板で仕上げるなどのローコストとなる工夫をしています。
リビングの一角にある小上がりの畳コーナーは、ゴロンとなれる癒しのスペースです。
さらに砂地であったために、室内への流入を避けるため基礎を通常より高くしています。この高さを利用し、畳の下に大きな床下収納を設け、季節のものを仕舞うスペースとして役立っています。
爽やかな日の週末は大勢の友人たちが海を訪れ、交流を深める拠点となっています。
クライアントは、2階建てをイメージしていましたが、私共の平屋の提案に驚かれましたが、大変気に入っていただき計画が進みました。
ローコストの平屋
木製建具の大きな窓
床、壁、天井すべてが木のインテリア
リビングは8枚の木製建具を全開にすると庭と一体となります。
海に近いため庭は風に運ばれた砂で砂浜になっています。
8枚の木製建具を閉めた外観です
8枚の木製建具が両脇の戸袋に納まる
床は無垢材の栗フローリングで床暖房。畳の小上がりの中は大きな収納となっています。
桂の木が植えられたアプローチ
リビングは内装がすべて木で仕上げてあるので夜はオレンジ色に浮かび上がる