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リビングと杉格子の中庭テラス 2
杉格子の中庭から見る玄関とリビング
杉格子の中庭 2階ルーフテラス
ガラス戸越しに見るリビング
和室から見る 杉格子の中庭
階段
バスルームと洗面
中庭との一体感を保ちながら、プライバシー確保出来る雪見障子
開放的なリビング空間は、中庭との一体感を重視していますが、道路面からの高低差でプライバシーは守られていて、さらに、雪見障子で、その度合いを調整できます
中庭から見る 杉格子と引戸の入口 その影
外観 2
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設計、監理、エクステリア(庭・外構)を担当
□ 杉の格子で囲われた中庭｜中庭のある家
街路に面した杉の柱の格子で囲われた中庭は、落ち着いたスペースです。
中庭の緑を中心とした緩やかなアプローチと、外部空間に大きな開口部で中庭とリビングが一体となります。既存の地下コンクリートの上に木造二階を建てた混構造です。
通りに対してはその軽やかな柱のピッチによって圧迫感がないようにし、住まい手に対してはプライバシーを保ちつつ、光と風を取り込みます。内と外のゆるやかに開かれた杉の格子スクリーンです。
通りに対して閉じるのではなく、杉の格子の列柱にでゆるやかに開かれた中庭がこの家の大きな特徴です。木製の建具を開放すれば室内と庭が融合され、空気感が室内に入り込みます。
この家は外部との関係性を完全に断ち切らずに杉の格子で「境界」を考えてみました。
和室とリビングの間に、『間あい』が欲しいとのことでした。
ちょうど玄関で、和室とリビングへのアプローチを分けることで『間あい』が取れたように思います。
この家はもともと四階建ての狭小住宅でした。隣地を購入することができたので、合わせて４０坪の土地となったので、既存の地下コンクリートのガレージのみを再利用し、その上に二階建ての杉の家を建てることになりました。新築のようですが、そういう意味では既存の小さなガレージの増築工事となるのでしょうね。
小さな庭ですが、庭の高低差を上手く利用し、緑を眺めながら緩やかな長いアプローチを計画しました。杉の格子の列柱は、この中庭を囲むようにL字型に配置しましたが、その格子の影が緩やかな階段に影を落とします。また和室は離的に配置することで、落ち着いたスペースが確保できました。
事務所の作品を拝見させていただき、他とは違う開放感がありましたので、お願いすることにしました。間合いがあるスペースも希望していたので、イメージしていた以上の空間ができましたので、感激いたしました。
開放的な間取りと、大開口の作り方に興味を持っていただき、お問い合わせがありました。
施主さんの方から希望の間取りを用意されて来られたので、当初そのイメージから抜け出るのに少し時間が必要でした。そこで全く違う提案をしてみたら、すんなりと受け入れていただけたので、このイメージのままスムーズに建ち上がった感じでした。
限られた40坪程の敷地でしたが、約3mの高低差を利用した緩やかな階段で、エントランスへ長いアプローチを作ることで、ゆとりの中庭を作る事ができました。
・杉格子で囲われ街路にゆるやかに開かれた中庭。
・傾斜地の高低差を利用した中庭、緩やかな回廊で玄関までアプローチ。
・地下コンクリートのガレージを再利用し、その上に建てた杉の家。
・杉の家は市街地でも作ることは可能です。
・キッチンは、無垢板でできたアイランドキッチン。
・和室は離れ的な存在で、玄関で分かれている。
・内と外との境界はなくなり、リビングと中庭は空気感がつながる。
中庭は通りに対し閉じるのではなく、開かれつつもいかに快適にできるのか。杉格子のスクリーンで境界をつくり、ゆるやかに開かれた中庭を創りました。
格子はとても綺麗な光と影を演出し、通りからもその空気感や気配が共有。レベルの上がったリビングと中庭、一体化するスペースが生まれました。住まい手はプライバシーを保ちつつも、その空気感や気配をも感じられる中庭です。
杉の格子の透けた壁のおかげで、開かれつつも心地よい場所となり、中庭がこの家をつつみこんでくれています。
この杉の格子の中庭には、じつは土地に約３mの高低差があります。小さな中庭でこの段差を登り切るには、すこし狭すぎるような庭です。
それを解消するため、ゆるやかなスロープ状の階段を設置してみました。いわば緑の庭をぐるりと廻って、登ってくるようなアプローチです。
また玄関までの距離がが長くなりましたが、回廊のようなアプローチを演出。杉格子のスクリーンでゆるやかな境界を設けたことで、その格子の光と影が中庭にさまざまな表情を演出します。プライバシーを保ちつつも、その空気感や気配をも感じられます。
リビングの大きな開口を開ければ、内と外とが融合しその空気感あふれる広間です。
大きく開口を開けていられるのも、安心感ある中庭があるからこそ。その杉の格子スクリーンの、ゆるやかな境界があるおかげです。リビングもプライバシーを守られつつ、光と風だけではなく空気感や気配さえも感じられます。
冬の朝の日差しは、このリビングの奥まで差し込み、中庭の木々の影が、床のフローリングにおとします。とても爽やかな冬の朝には感動的なシーンも現れ、なにか安堵感を感じられる中庭のある家となりました。
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風と光が通る空間 中庭 ルーフテラス 外観夜景 長いアプローチ 水平基調のフォルム シンプルモダン
杉格子は、道路からプライバシーを守りながらも、風を通す仕組み
杉格子の中庭と自然石貼りのアプローチ
ステンレスと木無垢材のオリジナルキッチン
ステンレスと木無垢材のオリジナルキッチン
中庭のある家
土地の高低差を生かして、杉格子の中庭は回遊式の長い階段アプローチとなっています。土間テラス突き当たりは玄関。
杉格子の影を楽しむ 玉砂利洗い出しの中庭回遊式の長いアプローチ
開放的なリビング空間は、中庭との一体感を重視していますが、道路面からの高低差でプライバシーは守られていて、さらに、雪見障子で、その度合いを調整できます
リビングの横長の足下スリット窓から 楽しむ空間
外観 杉 格子 和モダン
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