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南の太陽をいだく家

手掛けた建築家

設計、監理を担当

南の太陽をいだく家 (外観(南の芝生庭から))

外観(南の芝生庭から)

南にひろがる芝生庭からの外観。 中央がリビング棟、右に見えるのが2階建ての個室棟、左に見えるのが玄関・水廻り棟。

南の太陽をいだく家 (太陽に向かってひろがるリビング)

太陽に向かってひろがるリビング

南にワイドに面するリビング。 さらに南に向かってせりあがる勾配天井で、太陽をいだくような開放的で明るい空間としました。 大きな掃き出し窓とハイサイドライトの間に大きく庇を伸ばしてあり、夏は適度に日差しをコントロールします。

南の太陽をいだく家 (畳コーナー)

畳コーナー

リビングの一角にある畳コーナー。 床を一段下げることで視線が下がり、ワイドなウッドデッキ、その先の芝生庭まで見渡せて、外につながる一体感・解放感が気持ちいい場所。 子供さんたちにとってはおもちゃをたっぷり広げられる遊びコーナー。 ご友人が集まってきたときは、大勢が腰かけられるホームパーティースペース。

南の太陽をいだく家 (リビングダイニング 畳コーナー)

リビングダイニング 畳コーナー

畳コーナーを一段下げたことで視線が下がり、庭に佇んでいるような気分に。 写真奥のスペースは家族ギャラリースペースでもあるラウンジ。 2階へつづく階段はスケルトンにして、採光と通風を確保。

南の太陽をいだく家 (外観(玄関アプローチ))

外観(玄関アプローチ)

玄関棟を平屋にすることで、道行く人に圧迫感を与えず、そっと佇みまちなみに貢献します。

南の太陽をいだく家 (玄関)

玄関

玄関を入るとブルーグレー漆喰壁とベンチが出迎えてくれます。 トップライトに見えるハイサイドライトで終日明るい玄関ホールです。

南の太陽をいだく家 (洗面コーナー)

洗面コーナー

玄関ホール裏面にある洗面コーナー。 トップライトに見えるのは実はハイサイドライト。 ブルーグレーの間仕切り壁を天井まで上げていないことが大きなポイント。 玄関ホール、洗面コーナー、廊下部分がひとつの空間になり、広い勾配天井やハイサイドライトによる明るさを共有しています。

南の太陽をいだく家 (やちむんブルーのトイレ壁)

やちむんブルーのトイレ壁

トイレの壁は、やちむんブルーの漆喰壁。 実はこれお施主様の自主施工なのです、とても綺麗に仕上がりました。 沖縄で手に入れて大切にされている”やちむんブルーの陶器”の色を再現しました。 デッドスペースを活かしたニッチも上手に活用していただいています。

南の太陽をいだく家 (ランドリールーム)

ランドリールーム

収納たっぷりのランドリールーム。 脱衣室でもあるランドリールームでは、脱いだ衣類を洗濯・乾燥・そしてアイロン掛けして収納まで、ワンストップでできる家事効率アップのこだわりスペースです。 子供さんたちにも、自分の衣類は自分で管理できるようになってもらうために、収納スペースも用意しました。 床はリノリウム、壁は漆喰で、カビ・ウィルス対策もしています。 なんと壁漆喰は、お施主様の自主施工です!

南の太陽をいだく家 (玄関ホールからリビングへ)

玄関ホールからリビングへ

玄関ホールからリビングへ。 リビング入口ドアはチェッカーガラスの框ドア。

南の太陽をいだく家 (アプローーチ)

アプローーチ

エントランス。 雨かかりを避けられる部分にレッドシダーを配し、やわらかな印象で家族を出迎えます。

南の太陽をいだく家 (書斎から芝生庭を望む)

書斎から芝生庭を望む

書斎より芝生庭をデッキを望む。 書斎の窓からは、ひろびろとした空と芝生庭が眺められます。 隠れビュースポットでもあります。

南の太陽をいだく家 (リビングダイニング)

リビングダイニング

リビングダイニングと奥に見えているギャラリーラウンジは、連続させて広がりのある空間にしました。 冷暖房時には、温熱的に仕切ることができるようにガラス戸を設けましたが、断熱気密がしっかりしていたので実際にはガラス戸を立てずにオープンにして過ごしていただいています。

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手掛けた建築家

用途

自宅

居住者

家族(子供2人以上)

所在地

埼玉県

費用

設計・施工:3000万円台(工事費・設計監理料)

敷地面積

245㎡

延床面積

146㎡

階数

2階建て

間取り

4LDK以上

期間

設計:9ヶ月 、施工:5.5ヶ月

完成時期

2021年12月

手掛けた建築家のコメント

設計、監理を担当

南へ向かい両手をひろげ太陽をいだく住まいです。

沖縄が大好きというご夫妻。
太陽をたっぷり取り入れるプラン、空が見渡せることを重視したプランなど複数のご提案の中から、この太陽をいだく家を選んでくださった時は、お二人にぴったりだと感じました。

南に正対して天井の高い平屋のリビング棟をずっしりと置き、
その左翼に個室群となる2階建て棟、右翼に水回りと玄関棟を配置した構成。
道路側より、3棟が少しずつ高さを上げつつ、軸を回転させながら連なる。
中央のリビング棟の前にはしっかりとした広さを持つ芝生庭を確保することで、リビングへは日差しが燦燦と注ぎます。
またリビング南側の畳スペースは床を一段下げることで視線が下がり、ワイドなウッドデッキ、その先の芝生庭までが見渡せ、外部までつながる一体感・解放感が気持ちいい。

家づくりのきっかけ・施主の要望

ご実家の広い庭を敷地として頂けることになり、この計画がスタートしました。そのため、既存のご実家への日当たり確保が大きな課題のひとつでした。ご実家にとって南に当たるリビング棟・水回り棟を平屋としたことで、竣工後も変わらぬ日当たりと風通しを確保させていただきました。

この事例の見どころや工夫したところ

一部の個室では、お施主様の自主施工を取り入れました。
ご自身の手で漆喰壁塗りをしていただくことで、さらに愛着のある住まいになるのはもちろん、コストダウンにもつながりました。
その自主施工のひとつにトイレのアクセント壁もありますが、イタリアスタッコのような青い壁にもチャレンジしていただき、とっても素敵に仕上がりました。

施主の感想

私達家族の希望と将来も含めた住まい方を、全て詰め込んだ素敵な家をデザインしていただきました。
 いくつかのハウスメーカーに希望と条件を伝え、設計してもらいましたが、なかなか納得できるものが無く、 困っていたところとある建築家紹介サイトを通して上野さんに出会いました。実家の庭を使って建てるため、日当たり等の条件も多く 非常に難しい中、常に親身になってくださり、私たちの想いに合う案を出していただきました。
 現在、住み始めてから1年になります。毎日とても快適に過ごしており、今でも1年前と変わらず帰るのが楽しみな 我が家です。

事例の進み方

ファーストプレゼンテーションで、特徴の大きく異なる3案をご提示しました。その中から2案に絞り、1案に絞りというように、ご提案の焦点を徐々に絞りながら進めていきました。
コロナ禍の時期だったので、主にオンラインでの打合せが多かったのですが、お忙しい中の隙間時間をつかって、むしろこまめに打合せすることが出来ました。打合せ回数を多くとれたことで、とてもご希望やお好みを理解しやすくスムースなご提案が出来ました。
ご両親を交えての打合せは、対面で複数回行いましたが、直接ご両親ともお話できたことで設計者(第三者)だからこそお話していただけることもあったと思います。

印象に残っていること

途中、お施主様が気に入ってくださった計画案に対してご両親の心配ごとがあり、足踏みした期間がありました。
ですが、建物が建ったあとのご実家の暮らしへの影響がわかりやすいように、CGや日影シミュレーションなどを使って直接説明させていただき、ご両親にも納得していただけたというエピソードがあります。それを機にご親族のみなさんともぐっと気持ちが近くなり、みなさんと一緒に気持ちよくプロジェクトを進めることができました。

パース/模型/CG/スケッチなど

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この事例のコンセプト

この住宅の写真

手掛けた建築家

対応業務

注文住宅、リノベーション (戸建、マンション、部分)

所在地

埼玉県さいたま市浦和区仲町2-17-19

主な対応エリア

茨城県 / 栃木県 / 群馬県 / 埼玉県 / 千葉県 / 東京都 / 神奈川県

目安の金額

30坪 新築一戸建て

2,700〜4,500万円

60平米 フルリノベ

840〜1,500万円

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