桜台の呼吸する家 (吹き抜けと丸い柱のあるLDK 1)

吹き抜けと丸い柱のあるLDK 1

桜台の呼吸する家 (吹き抜けと丸い柱のあるLDK 3)

吹き抜けと丸い柱のあるLDK 3

桜台の呼吸する家 (吹き抜けと丸い柱のあるLDK 2)

吹き抜けと丸い柱のあるLDK 2

桜台の呼吸する家 (吹き抜けから1階リビングを見下ろす)

吹き抜けから1階リビングを見下ろす

桜台の呼吸する家 (床の間のある和室)

床の間のある和室

桜台の呼吸する家 (床の間のある和室)

床の間のある和室

桜台の呼吸する家 (庭に繋がる洋室)

庭に繋がる洋室

桜台の呼吸する家 (天井を見上げる)

天井を見上げる

桜台の呼吸する家 (階段・廊下・玄関)

階段・廊下・玄関

桜台の呼吸する家 (アプローチ階段・外観)

アプローチ階段・外観

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用途

自宅

所在地

神奈川県横浜

延床面積

167㎡

改修規模

部分リノベーション

築年数

40年

これは竣工約40年経つ木造住宅のリフォームである。 オリジナルは山口祥悟氏設計(第1期工事1967年、第2期工事1972年増築)によるもので、細かな手直しは加えられていたが、今回は全面的な改修工事となった。
雨漏り、腐朽部分の置換と構造的な補強工事、全面的な断熱改修工事、重装備であった旧式設備はシステム全体を見直した。 魅力的な木製サッシュは操作性重視でやむなくアルミ製に変更したが、室内の風の流れはよりスマートになった。
家族の記憶を残すようオリジナルを尊重し、水周りなどの必要最小限の改変にとどめ、居間のラワンの丸柱を象徴的に扱った。 室内の仕上げはウォールナットのフローリング、壁は珪藻土クロス、斜めの天井にはキリ材を張り、その調湿効果を期待している。

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この事例のコンセプト

手掛けた建築家

平林 繁

平林 繁

自然素材につつまれた『呼吸する家』 本来、日本の住宅(民家)は自然素材でできた風通しの良いものでした。それが現代社会、現代生活のなかで、いつの間にか人工的な材料や工業製品でできた息苦しいものになってしまいました。シックハウスといわれる住宅やエアコンをつけないといられない住宅といったものです。もちろん、現代の住宅で開発された断熱性能、耐震性能、耐久性、経済性などすべてを否定することはできません。昔の民家のもっていた良さを現代の住宅に活かした現代民家『呼吸する家』をめざしています。 エネルギーをできるだけ使わずに、快適に暮らしたい。地球温暖化や化石燃料の枯渇、脱原発がいわれる今日ではそう思わない人はいないでしょう。 風が抜ける家がいい。空気の流れをデザインし、風を呼び込み、自然対流による自然換気を促します。敷地、地形から夏と冬の風向きを考え、風の出入り口と風の流れるルートをデザインします。暖かい空気は軽く上に上がり、冷たい空気は重く下へ下がるという重力も利用し、建具を開閉することで、季節にあった状態にコントロールします。 もちろん窓は風と同時に光も取り入れるわけです。自然光をいかに室内に取り入れるかも同時に考えなければいけません。朝の光、昼の光、夕方の光をどれだけ室内に取り込むか。光のコントロールは近隣や道路が接近する敷地に住むために、プライバシーにも関係してくる現代住宅では欠かせないものになっています。 そして、自然素材の持つ調湿、脱臭、浄化作用を最大限に活用します。珪藻土、漆喰などの土壁や無垢のフローリングなどは経年変化を楽しむ素材でもあります。室内の空気を良くする自然素材のもつ暖かいテイストを住宅のデザインに盛り込みます。 このような細かな気配りの集積が大らかな空間、環境を生み出すことになるのです。 木漏れ日を浴びながら、そよ風が通り過ぎる、そんな快適な室内環境を目指します。

所在地

神奈川県鎌倉市山崎1390 レーベンスガーデン1-308

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平林 繁

建築家 / @神奈川県