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3つの中庭を内包した7.5間角の正方形平面の1階の上に、8.5間×2間平面の切妻屋根の2階が載る。丹沢の麓で、周囲は畑と民家が点在する環境である。近い将来、新東名高速道路が間近を通る計画となっていて、環境が大きく変わることになる。中庭形式はそのような現在の周囲の状況と将来の環境の変化に順応すると考えた。1階の中心に据える居間から見える景色は将来変わることはない。北庭越しには二ノ塔、三ノ塔の頂が軸線上に構える。南庭の壁が余計なものを排除し、庭の背景に空だけを切り取る。もうひとつ、浴室に面した坪庭もある。この家も『呼吸する家』のコンセプトを継承し、自然の風が流れる健康な家つくりを目指している。
3つの中庭をもつ家。 高齢者にも住みやすく、2階建ての住宅ではあるが、1階で生活が完結できる。
居間と中庭は全開口の木製サッシで一体となる。 手前は一番大きな中庭で、居間の奥にも中庭が見える。他に浴室に面した中庭もある。 1階は中庭型の閉鎖的なプランであるが、2階は眺望が開けた開放的なプランとなっている。 将来、近くに第2東名の構造物が通ることになる。
2つの中庭に面したリビングダイニング。 南側は全面的に引き込みができる木製サッシをなっている。
中庭に面する居間の窓は全部引き込みができる木製建具。 水盤と植栽、ウッドデッキの中庭。
手前に大きな中庭がある、薪ストーブの奥にもう一つの中庭に面している。 キッチンは独立していて、左奥のカウンター越しにダイニングに接している。
薪ストーブの後の中庭越しに丹沢の山並みが見える。 左側奥は独立したキッチンとなっていて、カウンター越しにサービスもできる。 右側にテレビ台と飾り棚。
居間から中庭を眺める。 全開放の引き込みサッシで中庭と居間が一体となる。
独立したキッチンは大きなトップライトを備えた開放的な室内空間。 第2の中庭に面している。 ダイニングとはカウンターとハッチ収納で接している。 もちろん左の扉から行き来できる。
既存土蔵は改修し保存する。 隣に新築した住宅。 農家の新しい暮らし。 しかし周囲は開発が進む。
1階は中庭を囲み閉鎖的な外観に高窓を設ける。 近くに第2東名の構造物ができる。 そのためにあらかじめ防御する構えをとった。
1階は中庭に囲む内向きの部屋、2階は眺望を得る部屋の構成。
丹沢の麓の開けた敷地の近くに、第2東名が通る計画がある。
高窓と中庭に面した寝室。 ラグジュアリーなインテリア空間。
収納が充実した洗面・洗濯室。 右に浴室。
バスコートのある浴室。 タイル張りの床にヒノキ張りの壁と天井。 専用の庭に面する贅沢なお風呂。
裏玄関と階段。 階段上部からも採光が届く玄関ホール。 天井は格子仕上げ。 床はチーク。
明るい玄関。 天井は格子仕上げで間接照明を仕込んでいる。
ベンチを備えた玄関。 天井は格子仕上げ。 明るい採光のある空間。
開放的な2階リビング。 奥にベランダが見える。
2階ベランダ。 東側の眺望が開ける。 月見台。
2階ベッドルームは切妻屋根の勾配天井となっていて、間接照明を備える。
仏間となる和室は静謐な空間としている。
2階の洗面コーナー。 右奥に2階リビングが見える。 手前は階段。
2階バルコニーの眺め。
夕景外観。 山奥に日が沈む。
月明りの夜景。