注文住宅

ちいさな木のオフィス 〜 カフェのような店舗併用住宅 〜

手掛けた建築家

設計、監理、プロデュース・コーディネート、インテリア、エクステリア(庭・外構)を担当

ちいさな木のオフィス 〜 カフェのような店舗併用住宅 〜 (リビング階段)

リビング階段

スリット状のリビング階段(スケルトン階段)。 スリット越しのその奥方向、外側に緑の植え込みをアクセント。 見上げると空を望める開放感。 階段の方向性に合わせて大谷石敷きの床。 階段手摺はオーダーでアイアン手摺。 階段の段板は色々な樹種を使っています。

ちいさな木のオフィス 〜 カフェのような店舗併用住宅 〜 (リビング)

リビング

吹抜けのあるリビング空間。 ソファに座って奥に見えるのが地窓。写真左側には横長のスリット窓。 心地良い明かりと風通しを考慮した窓配置。 うちカフェをイメージしたリビングであり、ミーティングスペースでもあり、ゆったりリラックスの時間。

ちいさな木のオフィス 〜 カフェのような店舗併用住宅 〜 (リビング)

リビング

吹抜けのあるリビング空間。丸窓。化粧柱に化粧梁。スリット階段(スケルトン階段)。アイアン手摺。天井板。一部間接照明。版築風のアクセントウォール。etc。 こだわりを密に詰め込んだリビングであり、うちカフェスペースであり、ミーティングスペース。

ちいさな木のオフィス 〜 カフェのような店舗併用住宅 〜 (リビング)

リビング

吹抜けのあるリビング空間。丸窓。化粧柱に化粧梁。スリット階段(スケルトン階段)。アイアン手摺。天井板。一部間接照明。版築風のアクセントウォール。etc。 こだわりを密に詰め込んだリビングであり、うちカフェスペースであり、ミーティングスペース。

ちいさな木のオフィス 〜 カフェのような店舗併用住宅 〜 (リビング階段)

リビング階段

スリット状のリビング階段(スケルトン階段)。 写真左側の壁は、土と石灰の壁。版築風に一段一段仕上げました。 左官屋さんと一緒に手づくりした思い入れのある壁。

ちいさな木のオフィス 〜 カフェのような店舗併用住宅 〜 (リビング)

リビング

リビングにて吹抜けを見上げ。 構造躯体現しの柱梁。アイアン手摺とシーリングファン。天井の一番高いところに間接照明。

ちいさな木のオフィス 〜 カフェのような店舗併用住宅 〜 (外観)

外観

アプローチ廻り、植栽・外構デザイン。ガラスの玄関ドア。木張りの軒裏仕上げ。横長窓、、縦長窓、オーニング窓、丸窓と石灰クリーム塗の外壁仕上げ。

写真の説明を固定表示

(OFFのときは写真にマウスオーバーで表示)

いい家!
5

この家がいいと思ったらクリック!

手掛けた建築家

設計、監理、プロデュース・コーディネート、インテリア、エクステリア(庭・外構)を担当

用途

店舗併用

居住者

二世帯・多世帯

所在地

埼玉県所沢市

敷地面積

373.16㎡

敷地の特徴

三角地

延床面積

229.19㎡

階数

2階建て

間取り

その他

期間

設計:15ヶ月

完成時期

2015年10月

間取り

手掛けた建築家のコメント

設計、監理、プロデュース・コーディネート、インテリア、エクステリア(庭・外構)を担当

三角形に近い台形型の土地に建つ、店舗を併用した住宅。店舗というのは、施工者でもあるクライアントの「事務所棟をつくりたい」という依頼を頂戴したことから計画がスタートしました。既存の住宅があり、それにオフィスを増築したもの。
トータルで約230㎡の床面積ではありますが、依頼部分のオフィスは約50㎡とちいさな計画。
(内訳は、既存部分が約180㎡。増築部分が約50㎡。)

※ここで「オフィス」について誤解のないように補足いたします。
建築施工会社のためのオフィスではありますが、弊社がご依頼を受けて感じたことは、
「事務所事務所したスペース」ではお客様に対してわかりにくいものになってしまうこと。
そうならないようにするために「カフェのようにつくりましょう!」とのご提案が、
素敵な空間づくりに至ったのだと感じております。

家づくりのきっかけ・施主の要望

事務所兼住宅に二世帯で暮らしているため家族数も8人と多く、そこに事務的スペース=書斎スペースの手狭という課題を解決したいと考えていたこと。変則的な敷地のため、鋭角部分の利用しにくい土地を活かした建物を計画できないか悩んでいたこと。

この事例の見どころや工夫したところ

まず初めにお伝えしたいことは、「住宅としても利用できるオフィス」であることです。
事務所と聞くと、事務机と金属製のロッカーが数台並んだ空間を想像してしまいがちですが、それではもったいないと思いました。注文住宅やリノベーションをお考えのお客さまがお越しになり、打ち合わせを重ねるスペースがそれではと。言い方を変えると、リビングで気軽におしゃべりしながら、お茶を飲みながらゆったり打ち合わせできた方が、普段着のままの感覚で相談ができる。その方がより良い打ち合わせができそうだと。
リビングスペースと書斎スペースを併せ持つ住宅なのです。また、ショールームも兼ねています。木、土、紙、鉄、石など、多様な仕上げがあちらこちらに使用しているため、打ち合わせしながら実際のサンプルを確認でき、かつ、経年美も感じてもらえる。

空間の工夫も。
エントランスを入り正面壁にアクセントウォール。内部に進むとスリット階段。その階段越しの先には借景となる庭に緑。吹抜けからの明かりと心地良い風の流れ。カフェのような打ち合わせスペースと、少し隠れ家的な書斎スペース。パブリックから少し離して水廻り。
オフィスに居ながら住宅の暮らしを想像できる空間デザインとなっています。
狭小住宅としてのモデル空間のようにも見えるつくり。
可変性を含めた多用途な対応ができるコンセプトになっています。

施主の感想

オフィスとして造ったものの、子供たちのお泊まりスペースとしても使ってます。近所のお友達のお泊まり会場になることがあると。既存にあった関係書類も整理できて、自然を感じながらのお仕事ができること。依頼して良かった。

事例の進み方

特徴的な敷地のため、その特徴を活かした計画案をご提案し、打ち合わせを重ねてきました。約1年3ヶ月の設計期間の後、工事着手したのですが、完成は4年半後という長丁場。
それだけの時間を要したのには理由があり、それはまた別の機会に。

印象に残っていること

ちいさなスペースでも魅力ある空間を楽しむ!
ご依頼の増築部分は結果として、47.14㎡ = 14.25坪ほど。
その中に、打合わせのできるカフェスペースと事務的スペースである書斎、多くの書類を整理するための本棚や、コピー機設置のスペース、多目的スペース、トイレなどの水回り。
これらのスペースの見方を変えると、住居スペースとして十分イメージ可能なモデルルームにもなりうることが、クライアントにも喜んでいただけたポイントとなりました。
ただただクライアントに求められたことをこなすのではなく、検討を重ねたプランニングと、人の手が入った地域の材料を多用し、手仕事を結集した空間とそのこだわりは、クライアントの優しい表情へと結びつきました。

うちカフェのある木の家

うちカフェスペースとゆるくつながる書斎スペースのある木の家(オフィス)。
吹抜けと高窓、天井扇。アイアン手摺に化粧梁。
工夫とこだわりのナチュラルな空間です。

パース/模型/CG/スケッチなど

いい家!
5

この家がいいと思ったらクリック!

この事例のコンセプト

この住宅の写真

手掛けた建築家

対応業務

注文住宅、リノベーション (戸建、マンション、部分)

所在地

埼玉県入間市向陽台1-1-17 10-505

主な対応エリア

茨城県 / 栃木県 / 群馬県 / 埼玉県 / 千葉県 / 東京都 / 神奈川県 / 山梨県

高速道路や電車利用の際、場所によって交通費の負担が大きくなることがありますので、交通費の費用をその頻度に応じてご相談させていただく場合があります。

目安の金額

30坪 新築一戸建て

2,850〜3,300万円

60平米 フルリノベ

1,200〜1,500万円

新田浩司さんのそのほかの住宅事例

もっと見る

この住宅事例を見ている人におすすめ

もっと見る

この住宅事例に関連するキーワード

手掛けた建築家

新田浩司

@埼玉県