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東京都にある猫と犬と暮らす二世帯の家です。
1階を親世帯、2階を若夫婦世帯としています。
外観はオウチ型のシンプルなものとし、それぞれの世帯を象徴する大きな正方形の窓やポーチを取り入れ、デザインの核としました。
ここでは大きな室内犬と小さな黒猫も同居しています。
そのため大きなワンちゃんを怖がらずに部屋中を移動することができるように猫用のキャットウォークをリビングに張り巡らしました。2階の屋上にはテラスも備わり、空を眺めることがリビング空間を実現しています。
渡辺篤史さんの建物探訪では「猫も犬も喜ぶ家」として紹介されました。
掲載メディア
渡辺篤史の建もの探訪2011年1月14日放送・SUSU 7号・日本テレビ「スッキリ」2011年11月10日放送・ HOUSING 2015年12月号・愛犬と幸せに暮らす住まいの本・暮らし快適 2013年春夏号・BS11「わんにゃん大事典」2017年2月25日放送・米国TV MUST LOVE CAT・建築知識2018年2月号
元々持っていたアパートに夫婦と母と別々の部屋に住んでいました。そこを取り壊して二世帯住宅を作りました。
大型犬と猫と暮らしていましたが、大型犬と距離を取って歩く猫のために家の中を一つながりに歩けるキャットウオークを作りました。
猫たちが生き生きと生活しています。家の中だけで暮らす猫でもストレスをためないで暮らしてもらえているようです。
1階に親世帯、2階に子世帯と犬と猫とが住む家です。 外観の二つの正方形が二つの家族を表しています。
猫の散歩道のためのキャットウオーク
ワンちゃんの立ち入り制限のためのドアです。 下の切り込みは猫のみ通行が可能。
玄関ポーチにはワンちゃんと帰ったあとに一休みできるベンチを設置。
二世帯ですが、玄関は共用としています。
子世帯は二階へ親世帯は1階で。二家族のエリアはここで分かれます。大きな引き戸はワンちゃんの脱走防止用です。
引き戸の中は靴入れです
親世帯のLDKです。奥には壁で囲まれた中庭があり、その手前は引き戸で小部屋に仕切ることができます。
キッチンは引き戸で閉めることができます。
筋交いを避けた収納スペース。構造壁ですが有効にスペースを利用しました。
薄い木目の引き戸はドアと押し入れの扉を一体に見せてスッキリしたデザインに。
白い壁を巡らした中庭。床にはデッキ材を敷き込みました。
掃き出し窓を開けると光庭に繫がります。 壁を巡らしプライバシーを確保し、入浴中でも開け放して過ごすことができます。
壁はシナ合板の木目と白いクロス貼りで床はパイン材のフローリングです。
リビングからはらせん階段で屋上テラスへ上がります。
室内飼いの猫のための散歩道です
リビングとの小窓のあるクローズキッチン
キッチンの背面に洗面スペースを設けました。 洗濯機もキッチンのサイドにあり、また洗面の続きにシャワーブースも備わっていて、家事の動線が短くなるように工夫されたプランです。
作り付けのシャワーブースです。
猫が頭上を通り抜けます。 可愛いい動きを見上げながら休むことができます。
デッキの敷き込まれた屋上バルコニーです
2階には猫用のキャットウオークが窓越しに見えます。