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ご夫婦お二人と二匹の猫のための家です。
与条件は奥様のための仕事室と読書室があり、夫婦それぞれの小さな寝室、そさらに中庭に開いたリビングダイニングをご希望されていました。土地探しからのご依頼で、前記の与条件が納まる広さで、さらに仕事の性質上、外から話し声が聞こえないような環境の土地を希望されていました。見つかった土地は台形の変形敷地でしたが、大きな緑地公園に面していて緑豊かで、とても静かな環境が広がっていました。緑地を見渡せる2階リビングを提案し、1階の中央に読書室を配置。その廻りに仕事室と寝室を置きました。また、将来読書室に楽器を置いて演奏したい、というご希望から、各窓を二重サッシュにし、キッチンのレンジフードも音漏れ防止機能のある物を選びました。外観の特徴は公園側のM型の外壁で、バルコニーや室内が外からのぞかれないように被いつつ、壁の切れ目から公園の木々を見渡せるように計画されています。
執筆作業は外の雑音(とくに話し声)がきになるとの事で、人通りのない敷地探しから御相談を受けました。
公園に開きつつ、外から見えないような外壁の開口を検討しました。
2匹の愛猫のための中庭もあり、閉じながらも明るい家となっています。
また、1階には図書室のような部屋をご希望されていたので、3面本棚の空間を用意しました。
猫たちも伸び伸びし、まるで別荘に暮らしているようです。
土地探しからお手伝いして、難しいけれど、公園の魅力的な緑を取り入れた家を目指しました。
建築確認の取れない敷地なので、許可申請に苦労しました。
公園に面した立地 2階バルコニーは緑地に開いています。
木々の上を行く船の甲板のようにデザインしています
正方形の窓はルーフバルコニーへの開口 公園の緑を借景します。
小説家の奥様のための図書室と奥に書斎
公園からは見上げになり、2階リビングのプライバシーも良好
玄関には二重ドアを設置し愛猫の脱走防止を。
図書室を中心とした1階 奥のドアは玄関へ。
図書室の本棚には硝子の入った内窓を設けました。
公園の緑地に面した書斎
中庭に面した階段
正面は中庭 右にルーフバルコニー
リビングにはロフトも備えます。
趣味で楽器を演奏するとの事で、対面キッチンにはレンジフードなどからの音漏れを考慮して引き戸を付けました。
右にダイニングスペースがあります。
お気に入りの場所
肉球を披露できる透明床