注文住宅

ハコノオウチ03 スモールオフィスのある家

面積:

102㎡

費用:

2800万円

エリア:

神奈川県葉山町

実施時期:

2013年竣工

内容:

高低差のある敷地を生かし、クルマ好きのご主人の仕事場を道路レベルに設定しました。
建物内部でも敷地高低差を生かしながら、寝室を内包した黒い箱と、それをくるむ形の白い箱をかぶせた構成とし、大小二つの箱の隙間にはサニタリーや外部とのバッファゾーンとして機能しています。黒い箱の上にはダイニングとキッチンを配置し、そこから1mほど浮いた高さにリビングを設定しています。さらにダイニングの上には屋上テラスを配置し、北面大窓からの自然採光を建物全域へ導けるように計画しています。
また、二つの箱の隙間と2つのレベルの床の間は重力換気が通るように計画しています。

白いハコ型の外観です。 
コーディネート ザ ハウス

左の黒のドアが玄関ドア。右の開口をくぐって黒の箱の中に入ると寝室

黒の箱の裏側は置きバス式のサニタリー

寝室の開口と外壁窓の間には60センチほどの廊下があり、洗濯物干しや、隣家とのバッファゾーンの役割を負います。

正面黒のドアはトイレです。

生活時間のちがうご夫婦のために寝室の中は小さく2部屋に区切られています。

玄関から見上げた階段の様子です。
黒の箱と白い壁の隙間を階段としています。

白と黒と深い木目の仕上げ。

床の隙間から1階の仕事室の上部を見通せます。
どこにいても家中が感じられます。

ダイニングの床は白のビニル床タイル貼り。数段上がったリビングの木目との違いをだしました。

ダイニングから黒い階段を数段あがるとリビングです。

ダイニングの上にはルーフバルコニーがあります。
スキップフロアで上がったリビングからは半層上にバルコニーが見えます。

リビングの床はウオールナットのフローリング

1階からダイニングへ登り切った踊り場の床は透明なポリカーボネート板になっています。

キッチンは天板をステンレスとしたシンプルなオーダーキッチンです。

キッチンの背面は家電類を置くためのカウンターとしての「床」が廻ります。
床の下のスペースは分別ごみ箱をおくスペース。
吊り戸棚の役目を果たす細長い収納箱を浮かせて取りつけました。

キッチンの背面にはルーフバルコニーへ上る階段があります。

キッチンの背面からルーフバルコニーへ上がります。

ルーフバルコニーは木製デッキ敷きで、目隠しのルーバーで隣家からの視線が入らないように計画しています。

屋上バルコニーの夜景です。
木ルーバーに囲まれた空間は気兼ねなく過ごせます。

リビングダイニングの夜景です。
透明の床からは1階の照明の明かりが見えます。

外観の夜景です。
オフィス部分は開放的で、住戸部分はハコの中に守られた構造で、縦スリットから内部の様子が少しだけ垣間見れます。

このプロジェクト事例を手掛けた建築家

石川淳

建築家 / @東京都

白を基調にイエ型のシンプルで飽きのこないデザインとハコ型のハコノオウチを作っています。 性能や環境といったキーワードが溢れていますが、それらを満たすのは住宅としては当然のことです。 そんなことよりも、好きなデザインの洋服を着ると素敵な気分になるように、素敵なデザインの家で暮らす生活はとても豊かな気持ちになるものです。 そのような住宅を作りたいと考えています。

石川淳

建築家 / @東京都

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