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下町の住宅密集地にある住宅です。
2階に屋上庭園を設けて、そこに向けて各部屋を配置して屋外空間と屋内空間を一体とした生活を楽しむように工夫しています。
1階の中庭から大きなエゴノキが枝を伸ばして、3階の部屋まで緑を楽しむことが出来ます。
3人の育ちざかりの子供たちには以前の家が手狭になり、新たに仕事場の近くに土地を購入したことがきっかけで、家を新築することになりました。
都心の建物の密集した地域ですが、木々に囲まれた開放的な空間にしたい。
キッチン、ダイニングを中心に、家族の存在をいつも感じていられる空間にしたいというご希望がありました。
道路から直接玄関につながるのではなく、門をくぐって一旦中庭に入り、中庭の緑を眺めながら玄関にアプローチするようにしています。この中庭のシンボルツリー「エゴノキ」が2階まで枝を伸ばし、1階の屋上庭園とつながって、立体的な庭を構成しています。
そしてすべての部屋が、この庭に向かって開かれることで、プライバシーの高い、開かれた空間となるように考えました。
竣工当時、小学生の3人の男の子のお友達や、そのご両親などがこの家に集まって、食事会などを楽しまれたそうです。来られる方たち、皆さんがこの家を気に入って、ついつい長い時間話し込んで行かれるそうです。
住宅密集地の中で、プライバシーを保ちながら、どれだけ開放的な家にできるかが、計画の鍵でした。
最初のプランを見てもらうまでに、綿密なスタディーを重ねた結果、その案を、ご夫婦ともとても気に入っていただいて、後はとてもスムーズに打ち合わせが進んで行きました。
とにかく3人の男の子たちが元気いっぱい。この家の2階レベルは、家の中、屋上庭園と回遊できるオープンな空間になっているのですが、子供たちがそこを走り回っているのが印象的でした。
道路から引き込んだ門と、2階の屋上庭園の目隠し塀、2階の部屋が覆いかぶさるような駐車スペースを見る。
2階レベルに屋上庭園を設けて、1階の中庭から延びるシンボルツリーのエゴノキをどの部屋からも眺められるようになっています。
居間から空中の回廊を通ってその向こうに芝生の庭が広がります。ここは子供たちの格好の遊び場となっています。
2階に屋上庭園を設けて、リビングルーム、ダイニングルーム、パソコンコーナー、洗面室、浴室が面するようになっています。 屋上庭園には高めの塀を回すことによって、近隣からの視線を遮ってプライバシーを確保しています。
目の前に屋上庭園とシンボルツリーのエゴノキの緑がいっぱいに広がる、リビング、ダイニングルーム
2階の屋上庭園に向かってダイニングルーム、階段室の通路を利用したスタディールームがあります。
2階のリビング、ダイニング、スターディースペースから吹き抜けとスケルトン階段を通して、3階の子供スペースへと空間は繋がって行きます。
18畳ほどの広さを男の子3人で共用する。 ベッドと勉強机、収納が一体となった家具で自分の領域を作り、残った部分を共用するようにしています。
洗面室と浴室をガラスで仕切って、仕上げの素材をそろえることで広々としたバスルームになっています。 屋上庭園に面して、庭の緑を取り込むと同時に、プライバシーを確保しています。 洗面室には2つの洗面ボールと下着ダンスを備えています。
浴室の屋上庭園に面した大きな窓は、外から覗かれることも考慮して、バスタブに浸かった時の目の位置だけ透明にして、その上をフロスト加工しました。
中庭は玄関へのアプローチにもなっています。一面に数種類のグランドカバープランツを植え込み、シンボルツリーとして、2階にある屋上庭園まで枝を伸ばす、大きなエゴノキを植えました。