子供が社会人になり、人生第2ステージの家。妻と娘が並んでの化粧スペースや、服装コーディネート用の壁にときめきます。

戸建てリノベーション

– 家にいる時間が大事。笑顔でいられるファンキーな家 –「ときめく紺色の家」<リノベーション>

手掛けた建築家

設計、監理を担当

– 家にいる時間が大事。笑顔でいられるファンキーな家 –「ときめく紺色の家」<リノベーション> (リビングダイニング)

リビングダイニング

奥さんは夜照明を落としてヨガをするそうです。  その時に、この小屋組みや天井がとても美しいそうです。  面倒で手間の掛かるところに美は宿ります。必ず狭き門を選ばなければならないのです。  リビングの先には、ご主人愛用のロードバイクが置いてありました。  計画時にはエントランスに置くことにしていました。  しかし、この計画とご自身の独立が重なり、なかなか練習ができずで、試合などは一旦休止中だそうです。  それでも、「また乗りたいと思って頑張れるからここに置いてあるんです」と。

– 家にいる時間が大事。笑顔でいられるファンキーな家 –「ときめく紺色の家」<リノベーション> (外観)

外観

紺色」というコンセプトは、早い段階で決まっていたのですが、春の淡い青空に良く映えています。

– 家にいる時間が大事。笑顔でいられるファンキーな家 –「ときめく紺色の家」<リノベーション> (リビングダイニング 東向き)

リビングダイニング 東向き

キッチンから見渡せるリビングダイニング。窓から御陵を望めるありがたい眺望です。

– 家にいる時間が大事。笑顔でいられるファンキーな家 –「ときめく紺色の家」<リノベーション> (リビングダイニング)

リビングダイニング

奥様とお嬢様が並んでお化粧できる鏡。こだわりのモザイクタイル

– 家にいる時間が大事。笑顔でいられるファンキーな家 –「ときめく紺色の家」<リノベーション> (リビングダイニング西向き)

リビングダイニング西向き

2階LDKの西面にバルコニーがあります。  バルコニーの腰壁は、奥さんがぎりぎり家族を見送れる高さというオーダーでした。

– 家にいる時間が大事。笑顔でいられるファンキーな家 –「ときめく紺色の家」<リノベーション> (パウダーコーナー)

パウダーコーナー

この家のこだわりスペース。娘と並んでお化粧するスペースが欲しかった。と奥様。

– 家にいる時間が大事。笑顔でいられるファンキーな家 –「ときめく紺色の家」<リノベーション> (外観 夕景)

外観 夕景

柱をなくしたこだわりの庇

– 家にいる時間が大事。笑顔でいられるファンキーな家 –「ときめく紺色の家」<リノベーション> (寝室)

寝室

とても大胆なクロス。おしゃれな奥様の服装コーディネートを考えるための壁

– 家にいる時間が大事。笑顔でいられるファンキーな家 –「ときめく紺色の家」<リノベーション> (廊下)

廊下

白地にチェッカーガラスの扉、アクセントカラーの居室

– 家にいる時間が大事。笑顔でいられるファンキーな家 –「ときめく紺色の家」<リノベーション> (リビングダイニング夕景)

リビングダイニング夕景

梁の陰影を美しく照らす調光機能をつけ、夜は違った顔を見せる

– 家にいる時間が大事。笑顔でいられるファンキーな家 –「ときめく紺色の家」<リノベーション> (リビング)

リビング

FIXガラスからも光を取り込みとても明るい。収納もたっぷり設けてある

– 家にいる時間が大事。笑顔でいられるファンキーな家 –「ときめく紺色の家」<リノベーション> (リビング東向き)

リビング東向き

ご主人はレコードで音楽を。スピーカーの間には愛車を配置。コロナ下での在宅作業も「またレースに出場するよう頑張る」と思えるそうだ。

– 家にいる時間が大事。笑顔でいられるファンキーな家 –「ときめく紺色の家」<リノベーション> (キッチン)

キッチン

広めのキッチン。家族3人で料理することも。

– 家にいる時間が大事。笑顔でいられるファンキーな家 –「ときめく紺色の家」<リノベーション> (ダイニング)

ダイニング

こだわりのメイクコーナー。母娘の話がはずみます。

– 家にいる時間が大事。笑顔でいられるファンキーな家 –「ときめく紺色の家」<リノベーション> (エントランス)

エントランス

サンワカンパニーのレノスというタイルのカラーミックス。  色々なカラーが混ざっているのですが、個々を選んで発注することはできません。  それで、少し多めに取り寄せ、気に入った色を一枚一枚選び、配置して貰いました。  奥さんのこだわりセレクトです。

– 家にいる時間が大事。笑顔でいられるファンキーな家 –「ときめく紺色の家」<リノベーション> (廊下)

廊下

1階居室の扉はチェッカーガラスがはまっています。カラフルなアクセントクロスの色が廊下に映し出されます。

– 家にいる時間が大事。笑顔でいられるファンキーな家 –「ときめく紺色の家」<リノベーション> (寝室)

寝室

寝室の扉とアクセントクロス。廊下から見るクロスが素敵

– 家にいる時間が大事。笑顔でいられるファンキーな家 –「ときめく紺色の家」<リノベーション> (洗面)

洗面

モザイクタイルをさりげなく配置した洗面

– 家にいる時間が大事。笑顔でいられるファンキーな家 –「ときめく紺色の家」<リノベーション> (トイレ)

トイレ

1階トイレ

– 家にいる時間が大事。笑顔でいられるファンキーな家 –「ときめく紺色の家」<リノベーション> (夕景)

夕景

柱の陰影が美しい夕景

– 家にいる時間が大事。笑顔でいられるファンキーな家 –「ときめく紺色の家」<リノベーション> (【ビフォー】外観)

【ビフォー】外観

以前の外観

– 家にいる時間が大事。笑顔でいられるファンキーな家 –「ときめく紺色の家」<リノベーション> (【ビフォー】2階)

【ビフォー】2階

以前の2階

– 家にいる時間が大事。笑顔でいられるファンキーな家 –「ときめく紺色の家」<リノベーション> (【ビフォー】以前の1階リビングダイニング)

【ビフォー】以前の1階リビングダイニング

光が入らない

写真の説明を固定表示

(OFFのときは写真にマウスオーバーで表示)

いい家!
9

この家がいいと思ったらクリック!

手掛けた建築家

用途

自宅

居住者

家族(子供1人)

所在地

大阪府

費用

設計・施工:2160万円

敷地面積

71.11㎡

延床面積

80.19㎡

施工面積

80.19㎡

改修規模

フルリノベーション (スケルトンリノベーション)

階数

2階建て

間取り

3LDK → 3LDK

築年数

25年

期間

設計:8ヶ月 、施工:4ヶ月

完成時期

2020年07月

設計会社

株式会社一級建築士事務所アトリエm

間取り

リノベーション前

リノベーション後

手掛けた建築家のコメント

設計、監理を担当

ご主人は若い頃はサーフィン、現在はバイクとマラソンと、非常にアクティブな夫だが、音楽はレコードで聴きたいし、ゆっくりと読書するのが幸せな時間だという。
反対に、街へ出掛けるのが大好きでおしゃれな妻と、コントラストの効いた非情に仲の良いご夫妻だ。
2階には各個室があり、やはり明るい。特に南東の隣地が平屋で、採光、通風、眺望のいずれもが期待できる。遠く東に二上山を望むのである。

家づくりのきっかけ・施主の要望

大阪府郊外の住宅地。25歳の夫妻は、この地にいわゆる売り立て住宅を購入した。それから25年。

子供達が社会人となったこともあり、今後のライフスタイルを考えたという。50歳という区切りに、人生の第2ステージに合った家にすることを決めたそうだ。

敷地は西側道路で東西に長い。南の隣地が迫っていることもあり、主要開口部はどうしても東西となる。既存存建物は1階にLDKと水廻りが集まる生活空間があったが、やはり採光不足は否めない。

この事例の見どころや工夫したところ

初めて調査に伺った際、玄関に吊り下げられた2台のバイクが印象に残った。私のクライアントは何故か健康的な人ばかりだが、こちらのご夫妻も非常に元気なお二人だ。

毎日バイクに乗る夫に、ジムに通う妻。打合せがある朝は、何故か私までジョギングにでてしまう。

ときめく 笑顔でいられる 家にいる時間が大事 ファンキーetc

キーワードは沢山でて来たが、外観を紺色とすることは、計画のスタートと同時に決まった。

一番のポイントは、やはりLDKを2階へあげることに尽きるだろう。最も条件の良いところから、優先順位の高い空間を素直に配置していったつもりだ。

2階は天井も壁も取り払って1室大空間とし、高い位置からの光を取り込めるよう、南側の窓はハイサイドとしている。

1階には、入れ替わる形で各個室を配した。特に主寝室のコーディネイトエリアは、おしゃれ好きな奥さんの為にしつらえたものだ。

施主の感想

また、最近めっきり冬らしくなりましたが、当初懸念していた結露はサッシに
少し付着するくらいで全く問題ありません。その僅かな結露もサッシの外に
流れる構造になっているようですし。ビフォーと同じくガスファンヒーターを
使用していながらです。
2階が暖かいのです。昼間の暖かさを保温しているようです。床暖房をなしに
して良かったと思います。
後は、将来的に東隣と南東の家が建て替えになるまで朝陽を楽しみたいと思います。

事例の進み方

クライアントには、心から好きなものに囲まれて暮らして欲しいのですが、踏み外してしまいそうな時は軌道修正するのも私の仕事です。
1年間、奥さんの好みを色々拝見してきたのでお任せして大丈夫かなと思い、カラーなどは口を挟まないことにしました。
それで結果はこの通り。とてもこの空間にあっています。

印象に残っていること

この仕事をしていて思うのだが、本当に人の幸せは様々。まさに十人十色である。そういえばこちらの夫妻は『住人十色』というテレビ番組で当社の作品「回遊できる家」を観て、メモしてくれたそうだ。番組のコピーには「家の数だけある 家族のカタチ」とある。

 「家は未来の幸せの形」

これは私の変わらぬ信念でもある。さて、アクティブなご夫妻はときめいてくれただろうか。

押し付ける訳でなく、誘導する訳でなく、かといって任せっきりにするのでなく。
この舵をとる面白さが、リノベーションの醍醐味なのです。

リノベーション前の写真

パース/模型/CG/スケッチなど

いい家!
9

この家がいいと思ったらクリック!

この事例のコンセプト

この住宅の写真

手掛けた建築家

対応業務

注文住宅、リノベーション (戸建、マンション、部分)

所在地

大阪府大阪市平野区平野西5-6-24

主な対応エリア

三重県 / 滋賀県 / 京都府 / 大阪府 / 兵庫県 / 奈良県 / 和歌山県

全国対応しています。
遠方の方とはオンラインで対応させていただくことが多くなりました。
近畿圏以外でお伺いする場合は実費をお願いしています。

目安の金額

30坪 新築一戸建て

2,550〜4,500万円

60平米 フルリノベ

1,800〜3,600万円

一級建築士事務所アトリエm | 守谷昌紀さんのそのほかの住宅事例

もっと見る

この住宅事例を見ている人におすすめ

もっと見る

この住宅事例に関連するキーワード