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設計、監理を担当
直角より23度開いたヘの字プランは、1階では特に効果的だ。キッチンから全ての空間が見渡すことが出来るのだ。反対に、玄関土間に入った瞬間は奥まで見通せないという利点もある。
メインコンセプトは奥さんの「家の中のあちこちで、カフェのようにお茶できたら素敵」という会話からとったものだ。
内部は思い切った色使いの家具でカラフルに彩られた空間がある。
メインコンセプトは奥さんの「家の中のあちこちで、カフェのようにお茶できたら素敵」という会話からとったものだ。
キッチンで対面して、大きなダイニングテーブルで、居間横のカウンターでインターネットをしながら、庭で、2階ファミリースペースで、そして大きな玄関土間で。
ご主人は代々農家の家系。奥さんは太平洋に面する宇和海の漁師の家に育った。共通するのは、共に大きな土間があったこと。玄関土間はコンセプトを象徴するものだが、必然性があったのだと感じる。
外観は、屋根のラインが、山並みのように柔らかで、見る方向によって、違う勾配を持たせたかった。
焦げ茶ともグレーとも言える外壁は、正面から光を受けると、その形が一層引き立つ。庇の作る影がその効果を高めるのだ。
とにかく気持ちがいいんです。
そろえた椅子や時計、壁の色やキッチンの使い勝手。
でも、それ以上に「家の角度」なんだと思います。
ダイニングの大窓からの日差しの入り方。
和室からの玄関までの見え方。
キッチンからの解放感。
ダイニングに座ると和室と玄関まで見渡すのも気持ちいいです。
まるでカフェです。
オープンハウスを実施させていただいた。
ご主人は、この家の建て方がどれだけ良かったかを、皆さんに話してくれた。奥さんは当日の朝、開店前の花屋さんを叩き起こして(本当は至極丁寧だったはずですが)花を準備してくれた。
この話は、帰りの車でスタッフに聞いたのですが、下手をすると涙腺が緩んでしまいそうな話で……
本当に有難いことだと思うと共に、人に恵まれていると実感した。
2013年11月
『家は買わずに建築家とつくる。―夢を形にした56のストーリー 』に掲載されました。
2014年7月
『月刊ハウジング9月号』に「あちこちでお茶できる家」掲載に掲載されました。
親子で立てる十分な大きさのキッチン。キッチンハウスで造作。
への字型の住宅
玄関土間は仕切れるが、普段は開け放たれ開放的な1室空間となっている。
トップライトのあるファミリースペースは、緑系のパターン柄。 基本的には全て奥様のセンス。 思い切りが良さが確実に空間に反映されている。 上部はロフト
玄関上は大きなバルコニーになっており、夏の花火大会を楽しめる
ご主人は代々農家の家系。奥さんは太平洋に面する宇和海の漁師の家に育った。共通するのは、共に大きな土間があったこと。玄関土間はコンセプトを象徴するものだが、必然性があったのだと感じる。
玄関は6畳くらいの広さがあり、正面には、洗面とトイレが並んでいる。 トイレは通常閉まっているが、鮮やかなピンク。 緑とは特に相性が良い組み合わせだ。
キッチンに立てば正面に庭が見える。 「への字型」の角にあるキッチンに立てば1階中が見渡せる。 玄関からは家の奥まで見えないという利点もある。
和室にもたっぷりの収納。
室内干しに対応できる洗面
キッチン横には大容量のパントリー。勝手口も設置。
玄関横の洗面スペース
スモーキーピンクのドット柄
水色のドット柄