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設計、監理を担当
敷地は150㎡強の50坪弱。道路は南側で、間口も広い。道路幅こそ4mだが、都内としては大変恵まれている条件と言える。
2階LDKは18畳ほどある1室空間だが、隣接する子供部屋から、ウンテイが貫かれている。室内側のみスペクトルの塗装を施しており、バルコニーへと続く。家の中で体を使って遊べるよう考えたものだ。
ご主人は京都の出身。奥さんは東京で、実家が都内にあった。建て直して二世帯が一緒に住むことになった。
1階に親世帯、2階に若夫婦世帯。浴室は共用するが、2階にシャワー室を備えた。若夫婦の帰りが遅くなった時の、1階への配慮からである。
「広いバルコニーで、思いっきり洗濯物を干したい」これが奥さんの要望だった。2階南面の奥行1.4m、間口11.5m全てをバルコニーとし、大屋根を伸ばした。
その平面はひしゃく状とし、広くなった部分は屋根をかけず開口とした。空を見上げたり、時にはここにテントを張ったりという光景をイメージしている。
設計期間が5年以上かかり、途中で諦めかけたこともありましたがしっかりとフォローして満足のいく家を建てていただけました。
共用玄関
土間から座って靴の脱着が可能。踏み台を椅子にする
3姉妹の部屋がつながっています。 扉があり独立させることもできます。