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設計、監理、エクステリア(庭・外構)を担当
BUILTLOGICのコンセプトのひとつ「倉庫のような家」に興味を持って下さいました。過度にお洒落な雰囲気ではなく倉庫のような単純な家を当初から望まれたような気がします。
ご実家の建替え計画で、夫婦のための住宅ですが、将来的にはお母さんの同居も見据えたプランとなっています。コンパクトながらお母さんの為の部屋や書斎、クロゼットなども用意しました。
都心に建つ家なので「車は使わない」と割り切りウッドデッキの庭を設けました。
建主さんご夫婦とBUILTLOGICチームの相性が良かったのか、打合せもとても楽しい時間でした。終盤ではお酒を飲みながらの打合せもあり、また完成パーティや完成後も飲み会をしたりと理想的な関係が築けているように思います。
道路側からの外観写真です。全体はガルバリウム鋼板でまとめていますが、一部を板貼りとしています。道路と近いことから板塀を設け、ウッドデッキ及び植栽でリビングと距離を取りました。 Photo:石田篤
玄関と玄関ホールです。土間部分は炭入りモルタルとし床はから松の無垢材です。階段をスチールとCLTで作り透けたイメージとしています。ダイニングと玄関ホールは扉で仕切るようになっています。 Photo:石田篤
玄関ホールからみています。正面にダイニングテーブル、左にキッチン、右にリビングとなります。大きな面積ではありませんが、落ち着くLDKを目指しました。 Photo:石田篤
リビングからダイニングを見ています。その先のキッチンは視線の高さまで杉の壁で隠されています。半分個室のようなキッチンですが、上部が吹き抜けており、明るさと空気の循環は確保しています。 Photo:石田篤
ダイニングからキッチンを見ています。天井高はあえて低めの2200に抑えています。開口部を天井と同じ高さとし、その先のウッドデッキと植栽との連続性を考えました。 Photo:石田篤
階段を見下ろした写真と階段(玄関)ホールからダイニングを見ています。階段はスチールとCLTのMIXです。手摺壁もCLTで作りました。階段ホールからダイニングは引戸で仕切るような設計です。 Photo:石田篤
キッチンを見下ろしています。(普段この視線で見ることはありません)キッチンが建物の奥になり暗くなることが懸念されたので、キッチン部分を吹抜にして上部からのハイサイドライトで明るくしています。 Photo:石田篤
階段を上がった所、ホールに大きな書棚を用意しました。大きなランマを設けホールから寝室の天井がつながるように設計しています。光が廻り込みホールが少しでも開放的になるよう検討しました。 Photo:石田篤
個室と書斎の写真です。書斎はレコードのコレクションと機材を収めるために横長のプランとしました。籠もって音楽を聴いたり仕事をしたり、集中出来るような場所を検討しました。 Photo:石田篤
リビングの夜景です。夕方になるとデッキ先の緑が浮かび上がってくるようです。ソファとダイニングテーブルが普通に共存できる位の広さです。 Photo:石田篤
夕景です。窓から光がこぼれて暖かい雰囲気が感じられるでしょうか? Photo:石田篤
寝室の写真です。小窓の先は吹き抜けており下階はキッチンとなっています。2階はタルキを現しにした勾配天井で高さを表現しています。 Photo:石田篤