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子育て真っただ中、打ち合わせを繰り返して妻と練りに練ったプラン。家事動線は「非常によくまとまったと思う」見たい!
(OFFのときは写真にマウスオーバーで表示)
設計、監理を担当
この計画の特徴は、まずT字型の敷地にある。
繁華街近くの住宅街に位置し、T字の足の部分が東側の道路と接している。この細い部分を2階建てエリアとし、1階にはサロンを設けた。
ファサードは、この建物のボリュームを想像させない、品あるものにしたかった。
計画当初のコンセプトは「家族でワイワイ、ちょうどいい家」だっが、タイトルの「The Longing House 」には、「憧れの家」と言う意味が込められている。
子育て真っただ中の5人家族が楽しく暮らせるよう、プランは奥様と練りに練った。特に家事動線はキッチンを中心とし、非常によくまとまったと思う。
敷地奥にあるT字の頭の部分はゆったりとしており、奥まっているにも関わらず南が開けている。ここにLDKを配置し、南側に向かって屋根を持ち上げた。
南と西に庭も確保し、そこから存分に光と風を取り込んだ。最も暗くなる中央部にはトップライトを備えることが出来たのは、このエリアが平屋だからである。
また、将来は親世代とも暮らせるよう、北奥には和室も備えている。ちょうど良い距離感を意識したものだ。
家族が自然に集いたくなる広々リビング・ダイニング、やりたかったヘリンボーンの床やお庭があること、便利な家事動線、映画からインスピレーションを得た外観、サロンも併設!憧れと想いが詰まりまくり。
いつしか「ちょうどいい」から 「Longing House 」というイメージになりました。
昼間もいい雰囲気ですが、夜景は建物に影が投影されホテルのようだとサロンお客様からも好評です
クライアントのこだわりが詰まった家。
一つ一つのセレクトに時間をかけ、何度も打ち合わせを繰り返しました。
輸入物の壁紙や大工の手跡が残る軒下のレッドシダー、ヘリンボーン床。
憧れるまでに好きな家で暮らせたら、幸せだろうなと思います。
それが実現できたのかは、まずは1年後にお聞きしてみたいと思っています。
レッドシダーが目を引く外観
テレビ台は造作家具。壁にはタイルを貼る。ハイサイドとトップライトでダイニングまで明るい。 ヘリンボーン床にヴィンテージ家具がよく似合う
道に面したサロンと住宅エントランス
正面にあるサロン。格子窓の横と軒下にレッドシダーを張ったこだわりの外観
HELLOの文字は真鍮を埋め込み
軒下はレッドシダー 左手はサロンのエントランス。 正面は住宅部玄関。
右に土間収納とシュークロゼットがある
FIX窓からの採光で明るい玄関ホール
ホテルライクな洗面スペース。 キッチン→ランドリスペース→洗面スペース→リビング 回遊できるプラン。 奥に見えるのは在宅ワークスペース
奥様はここからの眺めがお気に入りだそう。 ガラス扉にすることでキッチンから玄関の様子がうかがえる。
キッチンから南に向かって天井が高くなっている。 リビングは平屋部分の為トップライトを設けてある。
将来、親世帯を招くためのスペース。
2階ホールにはミニキッチンが設けてある
優しい色合いの壁紙
ベッド横にある造作机のあるスペース。 在宅ワークスペース、メイクスペースなどに使える 窓があるので風通し、明るさを取れる
奥様の在宅ワークスペース リビングにあることで隙間時間を活用しやすい
玄関横にある土間収納とシュークロゼット。クローゼット内には手洗いを設けてある。シュークロゼットからキッチンへの導線も兼ねる。