注文住宅

境内の中の家– 境内に暮らすための瓦屋根のコートハウス –

手掛けた建築家

設計、監理を担当

境内の中の家– 境内に暮らすための瓦屋根のコートハウス – (中庭からエントランスを見る)

中庭からエントランスを見る

境内の中の家– 境内に暮らすための瓦屋根のコートハウス – (キッチンからリビングを見る)

キッチンからリビングを見る

境内の中の家– 境内に暮らすための瓦屋根のコートハウス – (リビングから中庭を見る)

リビングから中庭を見る

中庭はルーバーで外からの視線を遮っており 常に開放的です。

境内の中の家– 境内に暮らすための瓦屋根のコートハウス – (リビングから和室を見る)

リビングから和室を見る

冬はこたつ派というご家族。 小上がりの和室は腰掛にもなる。

境内の中の家– 境内に暮らすための瓦屋根のコートハウス – (中庭からダイニングを見る)

中庭からダイニングを見る

クライアントは家を出た時から神主となり、戻った時には父となる。中庭は神社と生活の中間領域であり、心が切り替わる装置としての役割も果す。

境内の中の家– 境内に暮らすための瓦屋根のコートハウス – (中庭とルーバー)

中庭とルーバー

境内の中の家– 境内に暮らすための瓦屋根のコートハウス – (子供部屋)

子供部屋

子供部屋は将来3つに仕切る予定

境内の中の家– 境内に暮らすための瓦屋根のコートハウス – (子供部屋のキャットウォーク)

子供部屋のキャットウォーク

写真の説明を固定表示

(OFFのときは写真にマウスオーバーで表示)

いい家!

この家がいいと思ったらクリック!

手掛けた建築家

用途

自宅

居住者

家族(子供2人以上)

所在地

大阪府

階数

2階建て

間取り

4LDK以上

完成時期

2008年04月

間取り

手掛けた建築家のコメント

設計、監理を担当

住宅部分は南側に建物が迫っていた。安定した光を確保する為、中庭を囲むプランとする。更に南の棟を低く抑えることで、直接の採光も期待出来る。
2階は寝室など、プライベートな空間を集めた。子供部屋は将来3部屋に区切れるようになっている。出来るだけ長い期間、3人の兄妹で遊んで欲しいとの願いから、現在はキャットウォークで繋がれている。

家づくりのきっかけ・施主の要望

クライアントは神主。敷地は平安時代以前から続く神社の中。樹齢500年のモチノキを始め、多くの木が生い茂る。恵まれた環境の反面、暮らすという視点から見ると、鬱蒼という感もあった。

この事例の見どころや工夫したところ

クライアントは家を出た時から神主となり、戻った時には父となる。中庭は神社と生活の中間領域であり、心が切り替わる装置としての役割も果す。境界の塀は高めに設定され、1階のリビング・ダイニング、和室の中庭に面する窓を開放しておけるという長所も生む。

施主の感想

境内は色々な方々が出入りする場所。
中庭が職住一体の空間を仕切る役割を果たし、また視線を遮ってくれるのが
とてもありがたい。
以前は窓を開けることもできなかったので解放感を感じる。

事例の進み方

境内の中という特殊な環境。
多数の法規制をクリアする必要があった。
周囲になじむよう入念に打ち合わせを繰り返した。
この住宅は計画段階から竣工後の生活までテレビ撮影が入り、当時幼かった子供たちの仲睦まじい姿をお届けできた。

印象に残っていること

境内の中に暮らす。特殊と言えるかもしれないし、前時代の日本が残る環境と言えるかもしれない。桃、モクレン、ヤマブキ、クスノキ、モチノキなど等。年を通じて神社へ通うと、この国の四季による景色の違いを改めて知る事となる。

この春、中庭越しに見た桜はやはり美しかった。

いい家!

この家がいいと思ったらクリック!

この事例のコンセプト

この住宅の写真

手掛けた建築家

対応業務

注文住宅、リノベーション (戸建、マンション、部分)

所在地

大阪府大阪市平野区平野西5-6-24

主な対応エリア

三重県 / 滋賀県 / 京都府 / 大阪府 / 兵庫県 / 奈良県 / 和歌山県

全国対応しています。
遠方の方とはオンラインで対応させていただくことが多くなりました。
近畿圏以外でお伺いする場合は実費をお願いしています。

目安の金額

30坪 新築一戸建て

2,550〜4,500万円

60平米 フルリノベ

1,800〜3,600万円

一級建築士事務所アトリエm | 守谷昌紀さんのそのほかの住宅事例

もっと見る

この住宅事例を見ている人におすすめ

もっと見る

この住宅事例に関連するキーワード