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緑が立体的に繋がる、南側ファサード
南北２面で接道する敷地で、南側をメインのアプローチとし、柿の木やブルーベリーなど実のなる植物の植えられた庭を抜けて半屋外の縁側テラスへアプローチします。庭の地被植物から低木、高木、２階テラスの植栽へと立体的に緑が繋がります。 南側は屋根を大きく下げて２階建てのヴォリュームとし庭への圧迫感を軽減、また２階の外壁に角度をつけることでテラスに奥行きをつくっています。 写真：西川公朗
アプローチから縁側テラスへ
南側アプローチからは北側の路地まで視線が抜けます。 路地から屋内土間までの間に庭とテラスを重ねて配置することで奥行きをつくり、ほどよい距離感で街と暮らしを繋げます。 写真：西川公朗
エントランス、コミュニケーションの場となる縁側テラス
南側の庭に面した半屋外のテラス。 縁側テラスは玄関、接客スペース、こどもの遊び場、屋外作業場、物干し場などさまざまな使われ方を想定しており、街と住宅の接点となります。 写真：西川公朗
広場のような庭のある北側ファサード
北側外壁も道路から大きくセットバックさせ、道と繋がる広場のような庭をつくりました。向かいの住宅に住む同年代の子どもとの遊び場として、また来客時の駐車スペースとなります。北側からは土間の仕事場へ直接出入りすることができ、南側の庭まで視線が抜けます。 ２階には大きな出窓を設け、庭木の見える居場所をつくるとともに、外壁に凹凸をつけて壁面の圧迫感を軽減しています。 写真：西川公朗
仕事が見える、北側エントランス
仕事場へ直接出入りでき、南側の庭まで視線が抜けます。 子どもたちが仕事に興味を持ってほしいという建て主の思いや、平日の日中に人通りのない路地の安全に貢献できることから、仕事をしている人が路地から見え、子どもたちの居場所とオープンな場所を仕事場としました。 写真：西川公朗
縁側テラスから庭へ繋がる、多目的な土間
１階は庭に開放できる土間空間としました。土間は玄関、接客スペース、工作室などを兼ねる多目的なスペースで、２階のプライベートなリビングに対してオープンな第二のリビングスペースとなります。 写真：西川公朗
２方向で庭と繋がる土間と仕事場
土間と仕事場は３枚引戸で仕切られ、開放すると２つの路地と庭へ視線が広がります。 仕事場とともに温水式床暖房がコンクリート床に埋設されています。 写真：西川公朗
ダイニングキッチン
路地や庭に開放的な１階に対して、２、３階は大屋根に包まれたプライベートなスペースとしました。２階には大きなテーブルのある広いダイニングキッチンと、腰掛けたり寝転んだりできる「こあがり」、１段下がった「こさがり」、北庭に面した出窓ベンチといった緑を望める小さな居場所が分散しています。 写真：西川公朗
ダイニングキッチン
路地や庭に開放的な１階に対して、２、３階は大屋根に包まれたプライベートなスペースとしました。２階には大きなテーブルのある広いダイニングキッチンと、腰掛けたり寝転んだりできる「こあがり」、１段下がった「こさがり」、北庭に面した出窓ベンチといった緑を望める小さな居場所が分散しています。 写真：西川公朗
階 寝室と将来子供部屋
３階は屋根勾配に合わせた天井が覆う、屋根裏部屋のような籠れる空間です。 子どもが小さいためしばらくはワンルームで使い、子どもの成長に合わせて仕切りる想定です。 写真：西川公朗
階 寝室と将来子供部屋
３階は屋根勾配に合わせた天井が覆う、屋根裏部屋のような籠れる空間です。 子どもが小さいためしばらくはワンルームで使い、子どもの成長に合わせて仕切りる想定です。 写真：西川公朗
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敷地は東京都心に隣接した様々なカルチャーが交錯するエリアで、住民のみが通る路地のインフラを維持する組合をつくり、コミュニティを大切にしている地域です。高齢化により空家や単身者向けアパートが増え、街は雑然とし日中は人が少なく路地は閑散としていました。敷地は南北２面で路地に面しており、フットプリントを小さくした３階建てとして南北にそれぞれ庭を配置し２つの道に開く住宅としました。
主な生活スペースを２階以上とし、１階は仕事場と工作や接客スペースとして使える土間空間として、庭にひらいています。仕事場には日中路地を見守る大人がいて、子どもたちは路地が広がったような庭で遊ぶ、安心して暮らせる環境をつくります。２階の生活スペースはテラスや出窓を介して庭と繋がり、街とほどよい距離感で落ち着いて暮らせる設えの工夫をしています。アクティブな建て主の暮らし方に合わせ、大きなテーブルのある広いダイニングキッチンに対して、リビングは小さな居場所を家じゅうにちりばめ、家族それぞれが様々な場所で過ごせる住宅としました。
土地探しから家づくりのご協力させていただき、いろいろな土地を一緒に見て感覚を共有しながら家づくりを行いました。街や路地の雰囲気、２面で接道する土地の面白さを気に入られて土地を決定し、その思いを大切にしながら建築計画を進めました。
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南北２面で接道する敷地で、南側をメインのアプローチとし、柿の木やブルーベリーなど実のなる植物の植えられた庭を抜けて半屋外の縁側テラスへアプローチします。庭の地被植物から低木、高木、２階テラスの植栽へと立体的に緑が繋がります。 南側は屋根を大きく下げて２階建てのヴォリュームとし庭への圧迫感を軽減、また２階の外壁に角度をつけることでテラスに奥行きをつくっています。 写真：西川公朗
写真：西川公朗
南側アプローチからは北側の路地まで視線が抜けます。 路地から屋内土間までの間に庭とテラスを重ねて配置することで奥行きをつくり、ほどよい距離感で街と暮らしを繋げます。 写真：西川公朗
南側の庭に面した半屋外のテラス。 縁側テラスは玄関、接客スペース、こどもの遊び場、屋外作業場、物干し場などさまざまな使われ方を想定しており、街と住宅の接点となります。 写真：西川公朗
北側外壁も道路から大きくセットバックさせ、道と繋がる広場のような庭をつくりました。向かいの住宅に住む同年代の子どもとの遊び場として、また来客時の駐車スペースとなります。北側からは土間の仕事場へ直接出入りすることができ、南側の庭まで視線が抜けます。 ２階には大きな出窓を設け、庭木の見える居場所をつくるとともに、外壁に凹凸をつけて壁面の圧迫感を軽減しています。 写真：西川公朗
仕事場へ直接出入りでき、南側の庭まで視線が抜けます。 子どもたちが仕事に興味を持ってほしいという建て主の思いや、平日の日中に人通りのない路地の安全に貢献できることから、仕事をしている人が路地から見え、子どもたちの居場所とオープンな場所を仕事場としました。 写真：西川公朗
１階は庭に開放できる土間空間としました。土間は玄関、接客スペース、工作室などを兼ねる多目的なスペースで、２階のプライベートなリビングに対してオープンな第二のリビングスペースとなります。 写真：西川公朗
土間と仕事場は３枚引戸で仕切られ、開放すると２つの路地と庭へ視線が広がります。 仕事場とともに温水式床暖房がコンクリート床に埋設されています。 写真：西川公朗
路地や庭に開放的な１階に対して、２、３階は大屋根に包まれたプライベートなスペースとしました。２階には大きなテーブルのある広いダイニングキッチンと、腰掛けたり寝転んだりできる「こあがり」、１段下がった「こさがり」、北庭に面した出窓ベンチといった緑を望める小さな居場所が分散しています。 写真：西川公朗
路地や庭に開放的な１階に対して、２、３階は大屋根に包まれたプライベートなスペースとしました。２階には大きなテーブルのある広いダイニングキッチンと、腰掛けたり寝転んだりできる「こあがり」、１段下がった「こさがり」、北庭に面した出窓ベンチといった緑を望める小さな居場所が分散しています。 写真：西川公朗
こあがりの床は、緑を近く感じられるようテラスの植栽を同じ高さに揃えました。床下は収納になっています。階段奥がこさがり。 写真：西川公朗
写真：西川公朗
写真：西川公朗
写真：西川公朗
屋根は南側に向かって大きく下がり、屋根に導かれて３階へ視線が向かいます。 写真：西川公朗
斜めの壁により三角形のテラスをつくり、緑に奥行きを生み、外への視線を緑の庭から近隣の建物の間へ視線を誘導します。 写真：西川公朗
３階は屋根勾配に合わせた天井が覆う、屋根裏部屋のような籠れる空間です。 子どもが小さいためしばらくはワンルームで使い、子どもの成長に合わせて仕切りる想定です。 写真：西川公朗
３階は屋根勾配に合わせた天井が覆う、屋根裏部屋のような籠れる空間です。 子どもが小さいためしばらくはワンルームで使い、子どもの成長に合わせて仕切りる想定です。 写真：西川公朗
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