家づくりに役立つメールマガジンが届いたり、アイデア集めや依頼先の検討に役立つ機能や情報が満載!
アカウントをお持ちの場合
(OFFのときは写真にマウスオーバーで表示)
自然と呼応した大らかな平屋
京都の日本海側、宮津の雄大な自然と呼応した、大らかな平屋の週末住宅である。クライアントの要望は木の質感を生かした佇まいとすることと、庭側に大開口とウッドデッキ、そして愛犬と遊べる広い庭を確保することであった。
建物は、南の山に向かって開く大屋根で覆われたLDKを中心に、東西に両手を伸ばしたようなコの字型の平面形状としている。大屋根の軒は2m出ているが、室内を構成する登り梁とは別の列に宮津の積雪に耐えられる梁を室内側からもち出して実現し、全体として材寸と長さを押さえながら大屋根を構成している。軒先は梁を絞り、他の屋根と同寸の水平ラインが軽快な外観をつくっている。
大開口は木製製作建具として、引き込むと全開放できるようにした。軒で覆われたウッドデッキはLDKの延長となり、南側の山とより近い関係となる。また、リビングには薪ストーブを設置して炎を楽しむとともに、高い天井の空間でも暖房効果が得られるようにした。
建物全体はコの字型の平面となっているので、各部屋から見る方向が変わり、背景の山とスギ板の外壁と屋根形状が重なった景色も変わることで、平屋でありながら単調とならず、多様な経験ができる空間となっている。この風景は、季節の移り変わりで背景の山の色合いが変化し、さらに経年で外壁の色合いも変わっていくことで、常に表情が移り変わる。自然の恩恵を受けて飽きのこない住まいとなっている。
また、主な構造材は京都府産のヒノキとし、地域に根ざした家づくりとした。
弊所設計のVilla Boomerangを気に入って頂いてご連絡がありました。
ご要望は、木の質感を生かし、庭側に大開口とウッドデッキを設ける事と愛犬と遊べる広い庭を確保することでした。
建物全体はコの字型の平面となっているので、各部屋から見る方向が変わり、背景の山とスギ板の外壁と屋根形状が重なった景色も変わることで、平屋でありながら単調とならず、多様な経験ができる空間となっている。この風景は、季節の移り変わりで背景の山の色合いが変化し、さらに経年で外壁の色合いも変わっていくことで、常に表情が移り変わる。自然の恩恵を受けて飽きのこない住まいとなっている。
令和2年度 京都の木の家づくり 表彰事業 優秀賞
Photo Copyright Satoshi Shigeta
Photo Copyright Satoshi Shigeta
Photo Copyright Satoshi Shigeta
Photo Copyright Satoshi Shigeta
Photo Copyright Satoshi Shigeta
Photo Copyright Satoshi Shigeta
Photo Copyright Satoshi Shigeta
Photo Copyright Satoshi Shigeta
Photo Copyright Satoshi Shigeta
Photo Copyright Satoshi Shigeta
Photo Copyright Satoshi Shigeta
Photo Copyright Satoshi Shigeta
Photo Copyright Satoshi Shigeta
Photo Copyright Satoshi Shigeta
Photo Copyright Satoshi Shigeta
Photo Copyright Satoshi Shigeta
Photo Copyright Satoshi Shigeta