戸建リフォーム・リノベーション

K邸 / 猫と犬が共存するためのリフォーム

築年数:

4年

エリア:

東京都

内容:

元々猫がいた住まいに、犬も加わることになって、猫が犬を気にせずに移動できる家具を兼ねた収納が求められました。リビングのテレビ台の置かれていたスペースに、造りつけのテレビ台とDVD、CDや細々したものの収納と、猫が既存のキャットウォークまで登ることが出来るステップを造作しています。猫はテレビ台、ステップ、収納家具と移動して、最終的に大好きな場所である屋上に出られます。

森吉直剛

クライアントからのご要望として、必要諸室、部屋の大きさ、収納の容量などをお聞きします。これらは重要な「必要条件」です。それに対し私からは理想の住まいについてもお聞きしています。それはクライアントが思い描く生活シーンの中に潜んでいます。たとえば「自然と一体となった」や「家族の気配が感じられる」とか「友人と楽しくすごす週末」などです。私からも新たにイメージを提案して議論していくうちに、クライアント「オリジナルの生活シーン」がみえてきます。それを実現することを「十分条件」として設計をはじめます。まず必要条件を満たしてから十分条件も確保していこうとするのが通常かもしれませんが、逆に十分から必要に戻っていくほうが、クライアントにとってより良い住まいができあがる場合もあります。必要諸室は、子供の成長など時間の経過で変わっていきますが、オリジナルの生活シーンはなかなか色褪せるものではありません。設計中は、必要と十分の兼ね合いを、模型や図面を元に、クライアントと何度も対話し、確認しながら決めていきます。最終的にクライアントとの共作として、必要機能を満たしながら、クライアントオリジナルの生活シーンのための「環境」を、現場監理も通してつくりあげていくことが私の役割であると考えています。

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