六角形のスレート瓦が印象的な住宅兼アトリエ。とんがっていたり、斜めだったり、三角や六角だったりなんだか面白い。

注文住宅

Dear House

手掛けた建築家

設計、監理、インテリア、エクステリア(庭・外構)を担当

Dear House (アトリエから住宅を見る)

アトリエから住宅を見る

Dear House (リビングダイニングキッチン)

リビングダイニングキッチン

Dear House (リビングと玄関、中庭)

リビングと玄関、中庭

Dear House (リビングと玄関と中庭とアトリエ)

リビングと玄関と中庭とアトリエ

Dear House (リビングダイニングキッチン)

リビングダイニングキッチン

Dear House (セカンドリビング)

セカンドリビング

Dear House (セカンドリビングとスペース1)

セカンドリビングとスペース1

Dear House (セカンドリビングとスペース1)

セカンドリビングとスペース1

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手掛けた建築家

設計、監理、インテリア、エクステリア(庭・外構)を担当

用途

店舗併用

居住者

家族(子供2人以上)

所在地

石川県金沢市

敷地面積

146.57㎡

延床面積

108.57㎡

階数

2階建て

間取り

その他

期間

設計:12ヶ月 、施工:6ヶ月

完成時期

2019年05月

手掛けた建築家のコメント

設計、監理、インテリア、エクステリア(庭・外構)を担当

夫婦と子供2人の住宅兼アトリエ。

-曇り空の下に広がる優しい人の営み-

敷地は石川県金沢市の郊外で、昔は見渡すかぎりの田んぼが続き、風が可視化されるような場所であったが、今では、人気の住宅地で整然と碁盤の目に区画された角地に敷地がある。
東西の通りは、すぐ脇が行き止まりのため交通量が少なく、南北の通りはそれに比べて多い。そんな場所に、アトリエ兼住宅を新築するプロジェクトである。
アトリエは、交通量の多い南北の通りからアプローチし、来客用の駐車スペースを設けた。住宅は交通量の少ない東西の道路に向けて開きながら、そちらからアプローチすることとした。すると建物は自然と敷地に対して対角の位置に建つ。南北からのアトリエへのアプローチと東西からの住宅へのアプローチを建物の中で交じりあわせることで、南と西をつなぐトンネルができた。

アトリエを人の目の触れやすい敷地の角に設けると、リビングへの南の採光を確保するためにアプローチを広げ、さらに高さを取るために2階の床レベルをグイッと持ち上げることで、住宅のアプローチは南側に大きな家型の開口を設けることとなった。これにより、雨の多い金沢でも庇の下の大きな空間で、リビングとひとつながりになって、風を纏いながら外部と内部との中間領域ができる。貴重な晴れ間や小雨、夏と冬の間の短い期間、目いっぱい楽しめる空間を設けた。

対角に目一杯とったボリュームに対して、面積が足りない分を階段室やトイレなどを暮らしの中心となる部分から外に放り出すことで、主要なボリュームを脇から支える構造としている。

そうして、、、
1階のLDKと繋がるポーチ、そしてアトリエの空間が街の中で縁側的に使われることを想定し(公共性) 、2階にはセカンドリビングを設けている(私有性) 。セカンドリビングと個の居場所となるスペースとの間は、片側は間仕切り壁だが、もう片方は、1階のLDKの採光を確保するために引き上げた天井がそのまま丘になり、丘によって、ゆるりと隔てられている。
中心となるボリュームの屋根をできるだけ低く抑え、道路から屋根面が見えるようにすることで、街に対して敬意を払う。角地に緑をたくさん植えることで、周辺の魅力への配慮とする。LDKが道に開くことで街は明るくなり、特に雪の積もった冬には暖かな光が道に反射し街自体を明るくする。ここにこの建築が建ち、家族が住まうことで、より街の魅力が高まり、街の人に愛でられ、ここに住まう家族だけなく、街にまで人の交流や優しさが広がることを目指した。

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この事例のコンセプト

この住宅の写真

手掛けた建築家

対応業務

注文住宅、リノベーション (戸建、マンション、部分)

所在地

兵庫県神戸市灘区国玉通4-2-7

主な対応エリア

大阪府 / 兵庫県 / 奈良県 / 京都府

全国どこでも対応しています。
ご相談ください。

目安の金額

30坪 新築一戸建て

3,000万円〜

60平米 フルリノベ

960万円〜

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阿曽芙実

@兵庫県