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設計、施工、監理、インテリアを担当
ご実家でご両親と同居されることとなり、二世帯住宅へとリノベーションをすることに。施主さまご夫婦ともアパレル業勤務ということで、ご両親との生活リズムが大きく異なり、生活音に配慮するため玄関を独立させたいとのご要望でしたので、玄関を離れた場所に配置し新たに2階への階段も新設しました。
リビング天井は木質パネリング材、アクセント壁にモールテックス、磁器タイル、ドアはすべて仕上げ色の異なる無垢材、スイッチはヴィンテージテイストのアメリカンスイッチを採用。テレビ背面には単管パイプを加工したディスプレイラックを設置。またリビングの一部にオープン可動棚を設置しコレクションをディスプレイ。フィギュアに囲まれた幸せな空間になりました。
建物の構造上、洗面所を広く設けることができなかったため、脱衣所と洗面室を分離。
洗面台はオープンな空間になるため、フロートタイプの洗面台にアクセントタイルを採用し魅せる空間つくりを目指しました。
もともとの2階ホール部分はご主人の趣味であるDTMを楽しめる音楽制作コーナーへ改修。ここでもアクセントクロスに大胆なチェック柄やデニムクロスを採用し、個性的な空間になりました。
新設した玄関部分では余計なものは排除し、土間はモルタルにクリア塗装仕上げ、玄関収納は設置せず、オープン棚を一段アクセントに。よりシンプルな空間で圧迫感が出ないよう意識しました。
様々なテクスチャー、レイアウトプランを提案してもらい、選択肢が多かったので、思い通り+αの空間、仕上がりになり大変満足です。
こんな風に仕上げたいというコンセプトが明確だったため、
コンセプトに合う提案を都度数パターン持参し選択していただきました。
まずはゾーニング、間取りを確定させ、イメージパースを作成しながら内装イメージを膨らませ、ディテールについては展開図で仕様を確定させていきました。
施主様がアパレル業ということで色彩感覚の偏りもなく、仕様決めがとてもスムーズに進みました。悩まれている箇所に対して、数パターンのご提案を準備できたのもスムーズな打合せに繋がったかもしれません。
また、プランニングに対する概念が固くなりすぎてはいけないと感じさせてくれるすてきなリフォームになりました。