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設計、施工、監理を担当
夫婦二人の生活かからお母さまを迎えることをきっかけに、バリアフリーに整えるとともに、将来にわたって快適に過ごせるように暮らしやすい空間づくりを目指しました。
お母さまもキッチンを使われますし、親戚の集まりもあるので食器が多く、キッチン背面の収納をオリジナルで造作しました。キッチンを同じ幅のトールタイプとし、収納量を確保しつつ圧迫感を感じさせないように中段部分をガラス入りのライトグレーの扉としています。
過ごしやすいようにしたソファ、ダイニングを揃えた椅子の生活部分と、仏間、客間としての和室の空間をフレキシブルに一体化できるように床の段差なくして引戸でつなげています。
両親との縦割りにした独立型の世帯住宅でしたが、一人になった母と一緒に住むことになり、住まい全体を見直すこととしました。バリアフリーはもちろん、二世帯分の食器や荷物が収納出来、快適にゆとりをもって暮らせる空間をつくりたいというご希望です。
床はアカシアの無垢材に自然塗料を使って、ナチュラルで落ち着いた色合い仕上げています。ダイニングやソファの周囲にも空間にゆとりをもたせ、オープンスタイルのキッチンはIHですが、LDK全体に匂いや蒸気が回らないように壁の一面をエコカラットにして消臭、調湿に配慮しました。
広いLDKを家具で用途を分け、どこにいてもお互いの気配が感じられる一つの空間としました
LDKの一体感を重視しました。空間の上部は間仕切りなくつなげ、ソファに座る人、キッチン、ダイニングにいる人も顔を見ながら会話ができます。家族を自然に見守れるよう配慮しました。シックな家具に合わせ、床はアカシアの無垢材に天然塗料で仕上げ、上質な雰囲気を作り上げています。
置き家具は無くし、壁面に収納とTVを備え付けにすることで広くて動きやすい贅沢な空間に。
TVの有る壁面はアクセントウォールとして機能性タイルを採用し、空気環境に配慮しています。キッチンと同じ空間なので湿気や匂いを軽減するエコカラットを使いました。無機質で艶を抑えた表面は天井と床の木質感を中和し、洗練された雰囲気をプラスしています。
大容量の収納を圧迫感なく揃えました。作業スペースも広くとり、二人で調理していてもゆとりのあるキッチン
自分たちの食器に加えて、人が集まるときにと用意した食器があるので収納量の確保がポイントです。オープンタイプのキッチンにしたので背面の収納は視線が集まるので造作でつくりました。キッチンのカウンター面がが広いので作業台としてのカウンターは設けず、家電は家電収納にまとめています。中段は中が見えるように半透明の扉とし、フレームもシルバーにして圧迫感が出ないようにしています。
ストレートラインを意識したシンプルでスタイリッシュなキッチンとダイニング
キッチンの生活感、金属の冷たさをブラックで包みこんでいます。シャープなストレートラインを強調して存在感を抑えました。家族が集まるダイニングの周囲にはゆとりを設け、椅子を引いても人の行き来を妨げないようにしています。
LDKと違和感なくつなげるために周囲を同じ床材で囲み、フチなしの畳でスタイリッシュな和室に
お母さまの寝室としての和室は、LDKと同じ無垢フローリングを周囲に回し、段差なくLDKと空間を一体化できるようにしています。手入れのしやすいフチなしの半畳タイプの畳を使い、使い勝手に配慮しています。