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設計、施工、監理、土地・物件探しを担当
夫婦おふたりが住む、昭和49年築の中古マンションリノベーション。
結婚を機に2019年の夏前頃から家探しをスタートし、独身時代から三軒茶屋に住んでいたこともあり、近いエリアで探したそう。
大きな道路に面した2階部分のお部屋ですが、外の車の音はまったく気にならず、本当に静かな環境です。
要望はリビングを広くして、ウォークインクローゼットを設けたい、大きな浴槽を入れた広いお風呂を作りたいということ。
スケルトンの状態にしてみないと、希望通りの浴槽が入るかはわからなかったそうですが、優先順位的にはかなり上位の条件だったといいます。
「夫婦2人暮らしなので、部屋数はたくさん必要ないですし、その分、リビングやお風呂を広くしたいと考えていました」(ご主人)
構造的に壁をはずせないなどで制約が生まれてしまうことも多いリノベーションですが、自分の要望に優先順位をつけて、担当スタッフに伝えておくことが大切だと教えてくれました。
結果的にご主人の望んだとおりの広い浴槽がきっちりリノベーションプランにおさまりました。
天井や壁紙、床材を選ぶのにはかなりの時間を要したそうですが、リビングは家具との調和も取れた素敵なセレクトをされ、全体的に落ち着いた色味で、ナチュラルテイストにまとめられています。
書斎スペースはレンガ風の壁紙で、まるでブルックリンのアパートの一室のようにも見えます。リビングと壁を隔てた寝室は、ドアの向こうに広がる隠し部屋のような雰囲気でありながら、8畳近い広さがあり、かなりゆったりとしています。こちらはダークな色調で統一され、深い眠りへといざなってくれそうです。各部屋がとてもワクワクできる作りになっていました。
「自分たちの生活スタイルに合わせた間取りにすることで、本当に快適に暮らせるようになったと実感しています。余分な部屋は必要ないですし、部屋数は減らしても毎日使うお風呂を広くしようとか、自分たちが望んでいる暮らしをかなえられる設備を取り入れるなどが大切だと思います」(ご主人)
また、キッチンをペニンシュラ(対面式)にするのは奥様の要望でもあったようですが、リビングにいるご主人との会話がはずむレイアウトになり、満足いただいているようです。お酒を飲むのが大好きというお二人。コロナ禍の影響でなかなか外に飲みに行けなくなっている昨今。お家飲みの時間も増えているようです。
「水回り系はリクシルのショールームでいろいろ見て決めました。こだわっていたわけではないのですが、そうしたほうが予算的にも抑えられると思い、結果的に水回りは1つのメーカーで統一しました」(ご主人)
玄関には土間を作り、そこからウォークスルーでウォークインクローゼットに入れます。「服や靴が多いので、きちんと収納できるようにしました。今はあまり外出しないので、便利さを体感できていないのですが、日常が戻れば、きっとこのレイアウトにして良かったと感じられると思います」(ご主人)
まるで居室のような広さを持つウォークインクローゼットには、書斎スペースが設けられています。実はコロナ禍の以前から、ご主人はリモートワークが可能だったので、家で仕事をするとき用に作られたとのこと。2月末から会社には出社していないというUさんにとっては、最高のタイミングで誕生した必要不可欠な場所になりました。書斎とリビングとの間の壁部分には室内窓も設置し、決して広くないスペースでありながら、閉塞感は感じません。
「ここには3月末に引っ越してきたのですが、この書斎は作っておいて良かったと感じます」(ご主人)
ストレスを感じることなく、お仕事に集中できる環境を提供する書斎は、リノベーションの需要でも人気が高まっているようです。
Uさんのお宅は、築年数は経過していますが、パッと見た感じではそこまでの古さは感じさせません。また、管理人さんが常駐されているので、安心感もありますし、ごみ捨てなどのルールやケアも住民優先で考えられていて、とても暮らしやすそうです。
また、規約はありますが、ペット飼育も可能で、楽器演奏に関しても相談可能という物件です。都心のマンションではいろいろな制約が多い物件が目立ちますが、こちらは趣味の時間を充実させられる要素をたっぷり含んでいると感じさせてくれました。
暮らし方が変化したとしても、対応できる器の大きさを持った物件のようなので、Uさんご夫妻は、これからの人生を楽しく演出してくれる最高のお住まいを手に入れられたと、羨ましく感じました。
約16.5帖のリビングダイニングは、家具との調和が取れた素敵なセレクトをされています。全体的に落ち着いた色味で、ナチュラルテイストにまとめられていますね。
キッチンをペニンシュラ(対面式)にするのは奥様の要望で、リビングにいるご主人との会話が弾むレイアウトに。ソファにいても、ダイニングテーブルにいても、コミュニケーションが取りやすくなっています。
リビングダイニングを見渡せるペニンシュラ(対面式)キッチンと、壁面にはカップボードを設置。冷蔵庫や炊飯器などもダークカラーでまとめられていて、統一感がありますね。
リビングと壁を隔てた寝室は、ドアの向こうに広がる隠し部屋のような雰囲気。8畳近い広さがあり、ダークな色調で統一され、深い眠りへといざなってくれそうです。
玄関を入ると、左右にシューズボックスやカウンターがあり、靴をたっぷりと収納できます。ゴルフバッグを置いても、広々と使えるスペースがあります。
玄関を入って正面にはリビングへ続く廊下があり、左にはウォークインクローゼットがあります。帰宅時にすぐにコートを脱いだり、着替えたりすることが可能になりました。
たっぷりスペースを確保したウォークインクローゼット。奥に行くと、約2.0帖の書斎があります。
家で仕事をするとき用に作った書斎スペースは、リモートワークが増え、今では必要不可欠な場所となりました。
玄関から廊下に入り、すぐ右にはトイレがあります。ブラウンが基調となり、落ち着いた空間となっています。
ブラウンカラーを取り入れ、落ち着きのある洗面室。大きな洗面台で、朝の身支度も楽しくスムーズにできそうです。
毎日使うお風呂は、大きくこだわった場所のひとつ。2人暮らしで部屋数はたくさん必要ないので、その分お風呂を広くして、大きな浴槽を入れました。