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介助しながら快適に過ごすことのできる住まい。段差がないのはもちろん、三方からアクセスできるトイレ、収納も充実。
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設計、施工、監理を担当
ご両親と介助するお嬢様が快適に暮らせる住まいを目指しました。車椅子やキャスターでスムーズに動けるように段差の解消を徹底。スロープを設け、引戸も上吊りとし小さな段差も造らないように配慮しました。
寝室とLDKのつながりを考え、寝室にいてもリビングやキッチンの家族と話ができるようにし、見守りできる視界も確保しました。介助の主となる娘さんの部屋は独立させずリビングのソファで休めるようにし、声掛けがしやすいようにしています。
特に配慮したのは物が出したままで移動の障害にならないように収納を充分に取ったこと。パントリーとWICを兼用したアクセスしやすい専用スペースを設け、支度がスムーズに行えるようにしています。
在宅で介護ができるように環境を整えたい。電源が落ちにくい専用回路、段差の解消や通路開口幅の確保などに加え、トイレ、洗面、浴室も車椅子などでもできるだけスムーズに移動し、使えるようにしたい。
キッチンからの視界を広く取り、寝室で寝ていてもリビングやダイニングでくつろいでいても見守りできるようにしています。 気に入られていたスタイルの写真をもとにコーディネートをご提案しました。
キッチンにつなげたダイニングは作業動線が短く家族と会話をしながら調理、片付けが進められます
収納量を確保した2列型のキッチンにつなげてダイニングテーブルを配置。作業動線が短く視界の広いキッチンは、家族の見守りがしやすく、おもてなしにも活躍します。
見守りに配慮した寝室はシチュエーションによりオープンにできる引き戸で計画
ベッドのお母様と杖で歩くお父さまと一緒に暮らせるように見守れる寝室をプランニング。リビングのソファでくつろいでいても、キッチンに立っていても扉を開けていれば見守り可能に。ベッドから見やすい位置に大型TVも設置し、プライベートにも配慮しています
車椅子でも利用できるよう洗面カウンターを長くし、浴室の3枚引き戸に合わせてスペースを広げた洗面室
車いすやキャスターとともに移動する家族のために床は段差のないバリアフリーに整え、洗面や浴室に出入りにも配慮しました。横向きでアクセスすれば手洗いも楽にでき、トイレにも移動しやすいようにしています。車いすでも使いやすいように幅広の洗面台を設け、3枚引き戸とした浴室の出入りの利便性も図っています。またトイレともつなげ、横に移動すればトイレ前に出られるようにしています。