家づくりに役立つメールマガジンが届いたり、アイデア集めや依頼先の検討に役立つ機能や情報が満載!
アカウントをお持ちの場合
(OFFのときは写真にマウスオーバーで表示)
設計、施工、監理、インテリアを担当
名作ヴィンテージマンションが建ち並ぶエリアにあるマンションを購入されたMさん家族のためのリノベーション。外国のような景色が広がるリビングの大きなサッシを中心に、家族がみんなで集えるリビングと、奥様が主宰されるサロンスペースをシームレスに構成。個室は3室はリビングから存在感を消し、まるで1ルームのような廊下すらない大胆な間取りになっています。
このエリアでのマンションを探していた時に出会った部屋。外観・共用部の重厚感、部屋からの景色を気に入り購入を決意。大きく気持ちの良いリビングダイニグと、中高生のお子様と夫婦の寝室をしっかり設け、欧米の住宅のようなデザインを希望されていました。
特徴のある部屋の形をどのように生かすか。いく通りかの間取りをお客様と打合せしながら決めていきました。解体をはじめたところ、想定外の床梁があり、余儀なくプラン変更をすることになり、今回はトイレを2箇所設ける予定を1箇所とし、大きく間取りを変更しました。お客様とのコミュニケーションを密にとりながら、考えられる中で一番よいプランとなりました。
キッチン造作:IHコンロ(AEG)/レンジフード(Aliafina)/食洗機(AEG)/水栓(GROHE)
洗面台造作:洗面ボウル(GROHE)/水栓(GROHE)/洗濯機(AEG)
浴室:ハーフユニットバス(TOTO)/シャワー水栓(GROHE)/タイル(Sanwacompany)/浴室乾燥暖房機(MAX)
トイレ:便器(TOTO NEOREST)/手洗いボウル(KOHLER)/水栓(KOHLER)
淡いグレー、グレージュ、ホワイトと優しい色のレイヤーが美しい空間。 全てフルオーダーの空間ならではの完成度です。
キッチンからリビングダイニングを見ています。キッチン正面にトイレというかなり大胆なレイアウトなのですが、存在感を消すためにウッドパネルで囲まれた意匠としました。
キッチン背面収納の左右に子供部屋のドアがあるのですが、ドアの存在感を消すため、ステルス枠のフルハイトドアを採用。壁と同色で塗装しています。
以前の住まいからお使いのダイニングテーブルとチェアは、今回のカラースキームに取りこんだので、全体的にとても調和が取れています。
打合せを重ね、細かい仕様を反映させたオーダーキッチン。塗装の色や仕上がりにもこだわって製作しています。
折り上げ天井は低い部分で既存の梁を隠し、また上部の間接照明によって天井の高さや空間の広がりを感じられます。窓辺のハンギングチェアは天井にしっかりと下地を作った上で設置。大人も安心して使用することができます。
造作のテレビボード。テレビやブルーレイの配線類は工事の際に背面の壁面内におさめ、テレビ周りをすっきり見せています。天井部には「KEF」のスピーカーを埋め込んでいます。
白い壁面に柔らかいファブリックカラーの落ち着いた空間。 天井にプロジェクター「ポップインアラジン」と「KEF」のシーリングスピーカーをインストール。ベッドルームがシアタールームになっています。
アーチ状の入り口に淡いパープルブルーのシアーカーテン。床はパーケット柄。
床は塩ビタイルを使用。貼り手間のかかるパーケットフローリングではなく、塩ビタイルにすることにより、雰囲気を保ちながらコストカットができました。
主寝室手前の空間に設けた愛犬たちのベッドスペース。背面にはドッグ柄のアクセントクロス。ケージがぴったりと収まっています。
ダイニングの奥の明るい光が差し込むサロン、作業をしたり教室を開いたりできるスペースです。カーテンをひけば、柔らかく空間を仕切ることができます。カーブ状のレールは天井埋め込みにしています
サロンのカーテンを閉めることによって、ゆるやかに空間を分けることができます
奥様は、リボンワークサロンを主宰されています。造作の壁面収納は、リボンの直径にあわせて引出高さを設計しています。
ダイニングから続く床のタイル、同じ色で統一された壁面収納によって、ダイニングとサロンがひと続きの部屋のように感じられます
洗面台、ランドリー収納、ミラーボックスは造作家具。天板はクォーツストーン。洗面台にAEGのドラム式洗濯乾燥機をビルトインしました。
TOTOのハーフユニットバス08を採用しました。 壁の素材や、シャワー水栓を好みで組み合わせることが出来ます。 タイルは、サンワカンパニー、オーバーヘッドシャワーはグローエ。
明るいグレージュのLDKとは対照的に、落ち着いたダークカラーのトイレ。ガラスの手洗いボウルの正面はエキゾチックなアニマル柄クロスがアクセントになっています
ベッドの頭側には腰壁の続きとなるヘッドボードを造作。 頭上には読書用のペンダントライトを設置、ヘッドボードの左右にスイッチを設け、寝ながら手を伸ばしてON/OFFすることが可能です