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設計、施工、監理を担当
初めは3枚引き戸で仕切った1LDKのプランだったのですが、子供が生まれた後のことを考えた時に、遅く帰ってきた際に寝室の戸を開けたら光が入って、寝ていた子供が起きちゃうんじゃないかとか、普段は空けっぱなしにするだろうなと思ったんです。
なので、引き戸や扉を付けること自体をやめて、壁だけでスペースを区切ることにしました。区切ることによって採光が心配でしたが、壁の上部に室内窓を付けたことで、リビングやバルコニーからの光が入ってきますし、開けるとエアコンの風はもちろん、バルコニーからの風も入ってくるので、空気が循環してとても快適に過ごせています。取り付けて大正解でした。
子供ができたことを機に、子育てしやすい落ち着いたエリアへ住み替えようと思ったのがきっかけです。物件については、いくつか見ているうちに、中古マンションを買って自分たちで思い通りにリノベーションしたいと考えるようになりました。
購入するにあたって優先したのは立地で、その他は広さや築年数、管理状態、金額を考慮しましたね。自分たちでリノベーションするつもりでしたので間取りについては意識はしていなくて、希望する作り変えができるかが重要でした
見通せる対面キッチンと玄関横にある納戸です。対面キッチンはゆずれないポイントでしたので、設置できてとても嬉しいです。それと納戸ですが、扉を引き戸にしたことで荷物が入れやすくて重宝しています。ここにはハンガーパイプを設置し、今の時期はコートをかけていますね。玄関先でコートがかけられるのは便利です
今回リノベーションしてみて思ったのは、将来の家族構成を予想しながら間取りを考えるのが大事だということでした。
何度も工事をするわけにはいかないと思うのですが、住まいに完成形はなく、自分たちで変えていくものだと考えているので、5年後や10年後を想定し、それに対応できるように今の間取りへ落とし込めると良いかなと。
それと、今回私たちは対面キッチンにこだわりましたが、絶対にゆずれない部分を持つことですかね。全部を叶えるのは難しいと思うので、優先順位をつけると良いと思います。
初めに、仲介さんから紹介された業者が2社あったのですが、希望していた対面キッチンへの変更に対して、1社は排水の関係で「できない」と断言されて、もう1社は「できると思うがやってみないと分からない」との曖昧な返答が。不安に思い、自分たちで調べたところ御社にたどり着き、物件に会社が近いという点にも縁を感じて連絡をしてみました。
初めて電話した際の対応がとても丁寧だったことや、マンション名と部屋番号を伝えただけで、初回の打ち合わせの際に図面が出てきたのには驚き、他の業者さんとの違いを感じたんです。また、現地調査の時に、はっきりと「対面キッチンを設置できる」と言っていただけて!それまでの不安が一気に払拭されました。初めのやりとりも含めた全ての対応が気に入ったので「じゃあお願いしちゃおう!」という話になりましたね。「技術力」と「提案力」が決め手です。
「提案力」というと、当初手を付けるかどうか悩んでいた洗面や浴室などの水まわりについても「築20年近いので、水まわりも含めて全体的に行ったほうがいいですよ」との提案をいただき、変更することに。気にしていた部分だっただけに、この後押しは本当にありがたかったです。おかげで気持ちよくスタートすることができました。
室内はなるべく建具を取り付けず、間仕切りだけで室内を仕切っています。 建具がないことによって、空気の循環がよくなり、 いつも家族の存在を感じられる、暖かい家に仕上がりました。
室内はなるべく建具を取り付けず、間仕切りだけで室内を仕切っています。 建具がないことによって、空気の循環がよくなり、 いつも家族の存在を感じられる、暖かい家に仕上がりました。
LDKの一角。 将来は子供部屋として仕切ることを想定して仕上げました。 室内窓は、寝室へと風や光を運びます。
LIXIL製のキッチンは、対面式へと変更し、開放感を出しました。
寝室には建具を設けず、間仕切り壁だけで仕切っています。 リビングからの光は遮ることができ、室内窓によって、 空気と光を取り入れることができます。
パナソニック製のユニットバスは、 スタイリッシュな雰囲気を出してくれます。
洗面化粧台は、LIXIL製の最上級クラスのものを使用。 収納量の多さと、扉柄の鏡面の美しさが目立ちます。
既存部分が一部残る玄関は、高級感のあるシックのイメージに。 暗くなり過ぎないよう、ダウンライトを増やし、明るさを保っています。