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設計、監理、プロデュース・コーディネート、土地・物件探しを担当
お気に入りの雑貨を飾ることができ、親子3人がこれからを快適に暮らせる住まいを求めて、築25年の中古マンションをリノベーションしたM様ファミリー。購入のきっかけは「子どもの今後の成長」でありながら子ども部屋のない間取りにした訳や、お気に入りの雑貨を飾って楽しむための工夫、広々としたコの字型キッチンや使いたかった素材など、たくさんのこだわりが詰まった住まいです。
きっかけは以前住んでいた賃貸マンションでは、お子様の成長とともに手狭になってきたことでした。数年前にも一度、中古マンションリノベーションを考えたことがあったそうですが、「その時は資金面の用意もしっかりしていなかったので、中古マンションリノベってどんな感じなんだろうという感じで、中古物件を見に行ったり、リノベ済み物件を見学して終わった」のだそう。
「施主支給はたくさんしました。そこで頑張ってコストを減らした感じですね。」(ご主人)
工務店経由で買うのに比べて、施主支給をしたことで1~2割はコスト減になっていると思います。定価が数千円単位のものだったら数百円の違いですが、数万円するものになればそれなりに金額差が出てきます。EcoDecoではいつも使用する素材や設備のリストを作成して施主支給品を決めていくのですが、今回はMさんがご自分でリストを用意されて、工事スケジュールに合わせて現場に素材が届くようしっかり手配をしてくださったので、とてもスムーズでした。金額調整で何かを諦めるということが起きないよう、EcoDecoではなるべく施主支給による金額調整も多く取り入れてもらっています。
物件さがしからご相談いただきました。ご購入された物件は、M様がネット上で見つけたお部屋で、EcoDecoで仲介しました。設計は女性の建築士が設計を担当、約4ヶ月ほどかけて設計を行い、2ヶ月の工事期間を経て竣工となりました。
「リノベーションに臨むにあたって勉強しようと思って、リノベーション関連の本をたくさん読んだんです。その中に、EcoDecoの谷島さんが書いた「中古を買ってリノベーション」もあったんです。金額のことやスケジュールのことなど具体的に説明されていて、イメージしやすかったのが良かった。あと、自分達がイメージしている空間をつくってくれそうだなと思ったことも大きいです。」(ご主人)
「EcoDecoさんが手がける家は、良い意味でカラーが強くないというか、いろんなテイストの家があって。お客さんごとのカラーに合わせた家をつくっているという印象があって、そこに惹かれました。」(奥様)
グレーと白とステンレスで構成されたキッチン。ボリューミーなキッチンですが、目線高さより上に収納などがないのですっきり
LDK全体。リビングの床材はヘリンボーンフローリング、ダイニングキッチンはリノリウムとし、ゾーニングをしました
キッチンの下部は、ゴミ箱やしまう道具に合わせて収納を計画。コンロ下の鍋やフライパンの収納棚はekreaのワイヤー製スライド棚を使用
リビング側はオークのヘリンボーンフローリング。壁に対して水平・垂直に並ぶように板を組んでいます。一角には奥様のワークスペースが備わっています。
シンプルに作ったトイレ。廊下に面しているので、開口は引き戸にしています。
玄関土間に位置し、棚で間仕切りされているご主人専用のワークスペース
玄関を入ると、ご主人のコレクションが飾られたシェルフが出迎えます。背面は有孔ボードを貼ってフックで物を収納できる仕様に。完全に個室にしていないので、将来お子さんが大きくなった時に再リノベしやすいことも魅力。
玄関横に設けた土間スペース。出窓のスペースを利用して、クリアボックスに入れた靴をディスプレイしながら収納
玄関からLDKへ続く廊下につくった洗面スペース。壁の照明はルイス・ポールセンの「AJ ウォール」で、本国から取り寄せたカラー
既存の壁仕上げを剥がして出てきたコンクリートがきれいだったので、活かして躯体現しにした寝室。「コンクリートの印象が強いので、ここは木を使った家具を多めにしています」(奥様)