家づくりに役立つメールマガジンが届いたり、アイデア集めや依頼先の検討に役立つ機能や情報が満載!
アカウントをお持ちの場合
(OFFのときは写真にマウスオーバーで表示)
暮らしに対する想いが似ているN様ご夫婦が自分らしく暮らすために選んだリノベーション。玄関から左右振り分けの間取りのため、常に行き来するエントランスは単なる通路ではなく、ボルダリングや登山を楽しむ大切な趣味の空間となりました。
リバーサイドに建つ2棟建ての団地の1室を購入してリノベーションしたN様。窓からは抜けのいい眺望が望めることや、何よりも管理状況の良さに「ここなら大丈夫」という直感が働いたのだそう。
室内に入ると、家の顔となる「玄関ホール」が「趣味の空間」になり、生きた空間としてご主人の趣味であるボルダリングができたり、かさばるアウトドア用品の収納場所にもなっています。いずれは、奥様の趣味であるフラメンコスタジオにしてみたいな…など夢は広がります。
モルタル製のキッチンは、そのままご主人のワークスペースへと繋がります。同じ空間で時間を共有しながらもお互いに違うことをしているという、ちょうどいい距離感がとれる設計です。
お気に入りのアートブックや思い出の雑貨などをディスプレイできる棚が随所にあり、好きな物に囲まれた生活ができる家になっています。少しずつポイントをご紹介致します。
・このプロジェクトはrelife+ vol.15に掲載されています!
キッチンの延長線上にあるご主人のワークスペース。集中しつつも、時にはキッチンに立つ奥様との会話に花を咲かせる事も。
キッチンの脇には、排水管を隠すためにふかした壁の上部を利用し、飾り棚を設置しました。奥行きは僅か15cm程度なのがちょうどいい。
リビングは、もともとあった和室の壁を取払い、広々としたリビングを実現しました。床には無塗装のナラ材を張り、N様自らがDIYでオイル塗装をしました。 テレビ台、ソファ、ローテーブルはウォルナット家具で有名なMasterwalのもの。
躯体を表した天井、モルタルのキッチン、木のテーブル…。ラフとモダンが同居するダイニングキッチンです。壁付けだったキッチンは90度向きを変えて対面式(ペニンシュラ型)にし、リビングを見渡せるようにした。キッチンは機能的すぎず、インテリアにしっくり馴染むよう、モルタルを選びました。ダイニングテーブルも造作し、キッチンの周囲にカウンターを回しました。
ご主人の趣味はボルダリング。玄関の左右に部屋が広がる間取りで、ホールが広めだったことから、スペースを拡張して趣味の空間を設けました。