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設計、監理を担当
夫婦お二人が南青山という都心の暮らしを楽しむための家です。約56平米という広くはない面積でありながら、広い間口があるというポテンシャルのあるビンテージマンションでした。
光と風が通るよう「ガラスの間仕切り」を斜めにとりつけたリノベーションです。
EcoDecoへは、物件が決まってからいらっしゃり、設計から関わった事例です。
同棲を経ての結婚だったため、結婚と同時になんとなくマンション購入を検討し始めていました。周囲に年齢が若くても購入している方が多く、「もったいないのでは」とのアドバイスによって背中を押された部分もあるそう。
家づくりでは、56平米という面積を広く使えるようにしたいということ、趣味で始めた作陶活動をしたいということをご希望でした。
幅広の開放的な窓を生かし、光を遮ることなく間仕切りをしたいということから、ガラスのパーティションを設けました。パーティションのフレームの強度を保ちながら、ぎりぎりの細さにすることで、存在感がでないように工夫しました。
コストダウンというところでは、あまりこだわりがなかったキッチン(元々外食が多かったので)はIKEAを採用し、コストとデザイン性を重視しました。
購入後、予定外に在宅勤務が定着したり、犬を飼ったり、作陶活動が広がった…というような大きなライフスタイルの変化があっても、柔軟に対応できる家なので、暮らしを楽しんでいらっしゃるようです。暮らしてからペンダントライトを追加する予定だったので、リビングの照明は少なめにしてあるのですが、取材時点では「まだ照明が決まっていない」とおっしゃっていました。まだまだ、家づくりは終わっていないのかもしれません。
お電話でリノベーション設計のご相談を受け、その日に対面でコンサルテーションを実施。プランは3,4プランお出しした中から、「キッチンのプランはこれ、間取りはこれ」などと組み合わせながらプランを詰めて行きました。
存在感を出さないよう工夫したガラスパーティションで仕切った間取り。奥にあるのはベッドルーム。
面積を有効に活用するために、間仕切りのガラスパーティションは部屋に対して斜めに設けました。奥の収納への通路、ベッド、ドア…面積を取り合いながらベストな位置に配置しました。
撮影時には夫婦二人の個人PCに加え、会社のPCがあったため、4台のMacが並んだ状態に。夫婦2人で並んでPCに向かって仕事ができるスペース。大きなソファは置かず、1人掛けのソファのみ。TVはなく、生活感がない素敵なインテリア。
無駄なスペースをなくし、広く使うために、玄関を入るとすぐにキッチンがある間取り。図面上では大胆なレイアウトに見えますが、実際に行ってみると自然と受け入れられる間取りです。買い物の荷物をキッチンカウンターにすぐに置けるメリットも。 キッチンはオールステンレス製のIKEAのものを採用。リーズナブルでシンプルなデザインが気に入ったそうです。
トイレは脱衣室、洗濯室を兼用したため広々としています。 直接窓が造れない位置だったため、ベッドルームを通して自然光が入るようなハイサイドライトを設けました。
洗面台は玄関からドアなしで使える位置に。壁に隠れているのでリビング側からは見えないように配慮しました。 洗面ボウルは四角くシンプルなデザインのものを採用。水栓は壁出しでシンプルでスタイリッシュな印象にし、ミラーはボックスを壁に埋め込みました。